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《Memory-Z》  作者: 五月奏人
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Episode:0 始まりのメモリー

 西暦2035年。日本某所。全身黒のコートを纏った4人の集団が居た。

「これより、任務を開始する。目標は、最近この時間帯になると徘徊し始める『リバース』だ」

「今回のリバースが使用しているメモリは?」

 1人の女性がリーダーらしき人物に聞いた。

「今回は、『Roll(ロール)』のメモリだ。複製メモリなのが幸いだな」

 情報を確認し終えると、それぞれ配置につき、リバースが出現するのを待っていた。


 数分後、リバースが現れた。現れたと同時に四人は、銃撃を開始した。初撃には怯んでいたものの、敵は急速に回転を始め、弾丸を弾き飛ばした。

「チッ、やっぱり効果は薄いか。総員! メモリの使用を許可する!」

 状況を判断したリーダーは、メンバーに指示を出していた。

「「了解!」」

 使用許可がおりると、4人はベルトドライバーを取り出し、腰に装着した。次にメモリを取り出しボタンを押した。

Knife(ナイフ)》《Bullet(バレット)

 2つの音声が鳴った。起動したメモリを、ベルトドライバーにセットをすると、新たな音声が鳴った。

Complete(コンプリート)

「「アームド!」」

 掛け声と共に、ドライバーからパワードスーツが現れ、全身が包み込まれた。

「これより、リバースRタイプの排除を開始する!」

 一斉に駆け出すと、リバースとの猛攻が始まった――


 ――この世界と平行に存在する裏の世界。リバーサーワールドから誕生した、『リバース』の存在が世界に発表された。彼等は、この能力を無作為に人類に与え、人類を滅亡させようとしていた。

「私達が望むのは、幾つもの平行世界に存在する人類の歴史の崩壊。ただそれだけだ」

 これらに対抗すべく、軍需企業である《Re:Cord(レコーダー)》は、対リバース戦闘システム『ホールダー』を作りだした。


 新世代のヒーローが、今誕生する。全てを閲覧し、全てを解き明かせ。


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