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あの日、あの夏。  作者: Tachi
1/7

【第1話】忙しい朝に

【注意】


・若干の残酷な表現が含まれます


・重い話題をテーマにしています、ネガティブになりやすい方は閲覧注意

世界は今日も忙しく回る。私は今日も忙しく生きる。いつも通りに。


朝目が覚め、伸びをする間もなくリモコンを手に取り、テレビのスイッチを入れる。出かける準備をしながらテレビを横目でチラチラと見ては目を離す。

朝はニュース番組と決めている。と言っても、内容などほぼ聞いていないのだが。しかし今日は何だか違った。


「速報が入ってきました。東京・秋葉原で多数の人が刺されたということです。刺した疑いのある人物は、自分の胸を刺し倒れたという情報もあります。詳しい情報が入り次第お伝えします。」


殺人やその未遂事件など日常茶飯事。ニュースとして取り上げられるのも珍しくなければ、速報として入ってくるのもたまにはある。だから普段はそこまで気にかけないのだが。


しかし時間は考える暇を与えずに容赦なく進んでいく。私は慌てて家を出て、最寄りの駅へ向かう。


外に出たなり空を見上げる。雲一つない、とまでは行かないが、青空は広がり、初夏の強い太陽の日差しが燦々と降り注ぐ。良い天気の一日を予感させる。

【作者の一言】


つい昨日の朝、川崎で起きてしまった事件。その出来事にきっかけを得て書く小説です。


今回は東方projectには一切関係なく、一人称視点でシリアスなストーリーを描きます。


第2話もなるべく早く出します。

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