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レンの覚悟

 ユウジ


 僕は剣を向けられたレンを見て思わず叫んでいた。


 だがレンは本物の剥き出しの刃を目の前に今レンは向けられてるのに関わらず微動だにしない。


 皆んなも叫び声や中には奇声を上げ気を失ってる人もいた。


 僕もレンって叫んでいた。


 僕はそんなレンを固唾を飲みこんでこの重苦しい空気に耐えレンを見ていた。


「「.......」」


 一番強そうな騎士とレンが睨み合ってお互い一歩も動かない。


 僕はその様子を背中に汗がビッショリかき。


 そして汗が目に入り片目が充血し目が痛かったが僕はレンとこの騎士から目が離す事ができなかった。


「こいつを許してやってくれないか。」


 レンがヤンチャで馬鹿な空手部のゲンを指差して言った。すると突然1人の男飛び出した。


「俺からも頼む!! 許してやってくれ!」


 そう体がガッシリと引き締めた体が180ぐらいある男そう空手部主将マサヒロが突然そう言いだした。


「俺達はまだ高校生なんだよ! 一度くらいの

ミスぐらい許してやってくれよ!」


 そうバッと頭を下げレンが言った。だがそんなレンを見る騎士は冷たくて僕は震えた…


「こいつは我々の王を殴ろうとしたんだ。それをどう許せと?」


 そう騎士が言った。まるで目が凍り目が凄く冷たく威圧感が酷い。僕らはその零度の殺気に当てられ涙を流しガタガタ震え体を丸めている生徒までいた。


 だけど僕らは自分達の事が精一杯でどうする事なく震えてるしか出来なかった。


「それは謝る… だけど突然こんな場所に召喚された俺らの気持ちも考えてくれよ!」


 レンがそう叫ぶと騎士は剣を向けたがレンは…


「俺がこいつらを守る…!」


 そうレンは剣を素手で掴み手から血が流れ出る…




 僕はそんな声を出すレンを見たことなくびびっていたでもそんなレンに守ると言われ凄く励まされた。


 皆んなもその光景を黙って見てたいた。さっきまで震えて泣いてた人も思わず地べたに手をつき吐いてた人もいた。


 だけど僕らはレンの騎士の剣を掴みそんな恐ろしい相手にそう啖呵を切るレンを見て震えが止まっていた。


「レン....!」


 俺はそんなレンを見て涙を零し体を震わせ唇を噛みレンのその行動を黙って見つめていた。











レンは最高のユウジの親友です!

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