風がくれたもの
ざわざわと木が音を立てている ひゅうっと吹く風
やがてその風が自分の方へ向かってきた
別に何も感じはしない でも 不思議と心が冷たくなってきた
何故だろう それはきっと寂しいからだろう 心が
そのとき 風がより一層強く吹いた
僕の心の声が 風に聞こえたのだろうか
まるで 風が体の中を いや心の中を 通り過ぎた感じ
見透かされている
そして また強くなる風 どうしてなんだろう
風 風よ怒っているのか いや違った
真実は風が教えてくれた
風が閃きを運んできてくれたんだ
怒っているのは 僕の心だった 僕と風は混ざり合った
今ならわかるよ 風の存在が
吹き荒れる風を感じ 思う
あぁ 空気は本当にあるんだなって
僕も空気も みんな生きているんだ この世界の一員なんだ
吹き荒れる風を感じ 想う
あぁ 風はどこに行くのだろうって
僕も風のようになれたら どこまでも吹いていくのに
ずっと永遠に…
もしも風にたどり着く先があるとすれば
それは果てしない宇宙の果ての果て
誰もが知ってる景色を行き 誰も知らない景色を行き
やがて何かにぶつかる
本当の『果て』だ 終わりが来るとすれば 必ずそこだ
やがて『果て』にたどり着いたのか
風が弱くなった 僕は強くなった
もう風を感じることはないだろう 存在を認めたから
限りないパワーと満ちあふれるエネルギー
そこが僕と風の違いだった 僕もいつか風になれるだろうか
そして風は止んだ
哲学めいてるというか。
発想は悪くないけど、表現が陳腐というか。中二病でありきたりというかФФ
相変わらず長ったらしくて、もう少し分かりやすくまとめてもいいと思うんだけどね。コピー用紙の下までいったら改行、とかそんな風に書いてたんだと思います。さすがに横長で使ってましたが。
初期の作風、ということで。