無死
わたしはいない どこにもいない
ここにいるのに みんなみえない
きがつけば さいしょから いつだって ほんとはいるの
みてるのに みてるのに みんなして みてみないふり
わたしはいない どこにもいない
ここにいるのに みんなみえない
いろいろな かんじょうは だれだって ほんとはあるの
こんなにも さけんでも いつまでも みてみないふり
そしたら ほんとに せかいは
わたしを にんしき しなくなった
この世界から 消える 消える 消え 消え 消える
あの世界へと 消える 消える 消え 消え 消える
消える
こころのきずが いたくてないた
なみだですらも みんなみえない
みつめてる はずなのに そのたびに きりさかれてく
すきとおる そのしせん うつらない わたしのすがた
わたしはいない どこにもいない
じぶんのいしで みんなみえない
みないでよ みないでよ みないでよ もうみないでよ
くやしくて くるしくて かなしくて しにたくなるの
やがて だれも なにも
わから なくて わたしはもう
この世界から 消える 消える 消え 消え 消える
あの世界へと 消える 消える 消え 消え 消える
消えた
わたしはいない どこにもいない
ここにいるのに みんなみえない
わたしはいない どこにもいない
ここにいたのに みんなみえない
消滅
ルーズリーフに書いてある、最後の詩です。
ページに上手く収めるために、かなり文字が小さくなってますw
かなりダークな内容で、ショッキングな展開です。これは創作ですけど、現実問題として起こりうる出来事ですよね、、、誰にでも。詩を載せる者として、言葉の影響力が(良い意味で)あればと、いつも思います。これに限らず、作品集のどれか一つの詩でも、一つの言葉でも、作者の意図したメッセージと違ったっていい、何か胸に響くものが一つでも、一人の読者さんにも、感じていただければ、詩を書いた意味があります!!!
言葉は武器にも薬にもなりえます。
主に高校生の時のポエムばかりで、技術も何もなく、決して上手ではないかもしれません。下手だと笑っていただくも良し、何かツッコミを入れても良し、意外と良かったと褒めるのも良し(笑) 楽しみ方は自由です。何か感想を書いてもらえれば、嬉しいです。
最後に、あとがきにかえて、書き下ろしの詩でしめくくりたいと思います。読んでくれて、本当に、ありがとうございました。