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白い迷鏡  作者: 川之一
1/4

0. 謎の鏡



 『この鏡』


 『おかしいんだ! これは』


 『ま、待て……』


 

 『なんで……何も映らないんだ?』



 

 ある廃墟の街の道端に落ちていた物。



 "折りたたまれた白色の丸い手鏡"。



 落ちていた手鏡を勝手に持ち帰った人物は怯えていた。


 鏡面を何度綺麗に拭いても何故か何も映らない。恐怖を感じ、手鏡を持って家から飛び出した。



 『どこかに捨てないと』



 手鏡を人目のつかない場所に捨てなければ……慌てて向かったのは、遠くに一軒の廃墟の館が見える森の中。


 『そ、そうだ。あの館の中に捨ててしまえばいいんだ!』


 手鏡を持ったまま、森の奥に建つ廃墟の館を目指して走り出す。


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