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枝が折れた

作者: 猫の集会

こちらの作品は

カクヨム様にも掲載させて頂いております。

 ボクは小枝

 

 ずっと頑張ってきた、

 小枝になってからずっとずっと耐えて耐えて

 頑張って頑張って頑張ったんだよ?

 

 頑張ったけど…けどさ…

 けどさ…

 ボク…

 ボクね…

 

 

 あるとき、ボクはポキッと折れてしまった

 

 …

 

 あぁ、もう終わりだ。

 もうやり直すことができない。

 

 …

 

 もうこの先楽しいことなんて何もないんだ。

 そう思って絶望していた。

 

 すると…

 

 大丈夫だよ。

 ボクがいるじゃない。

 

 そう言ってテープさんがボクを包み込んでくれた。

 

 大丈夫。辛かったね。でも、もう大丈夫だからね。ってね。

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