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光なら

作者: タマネキ

車のライトが眩しい。

LEDの灯りが目に辛い。


信号待ちの時くらい

消せばいいのにと、

運転の主を恨む。


いつの頃からか。

ライトを点けたままの

車が多くなった。


そういう指導をしたという

警察官も腹立たしい。


いったいどこまで

攻撃したくなるのか。


LEDの灯りに車のライトが

重なり合って、

ずいぶんとささくれた。


人工の灯りが滑らかに

ありがたく感じられたら

いいだろうな。


迷い込んだ山の中で

見つけた灯りには

きっと駆け寄るんだろうな。


辛くなってゆくのは

余分だからかな。


ありがたがられるのが、

何より幸せなんだろうな。

光ならなおさらだな。


LEDも車のライトも

素晴らしい発明品であり、

無ければ皆が困るものだ。


使われ方と使い方に、

思いやりがないと、

辛くなることも出てくる。


LEDによる光害という、

環境破壊があるらしい。


辛いこととは違うが、

どうにかなれるんだろうか。

どうにか、どうにか。


作れば作るほど、

皆が幸せを感じられる。

使えば使うほど、

皆が優しくなれる。


そんな物事を知りたい。


それらは何気ない日常の

中にあって、

すぐにでも知られること

だろう。


ささくれるんじゃなくて、

ありがたがれば

すぐに見えてくるような。


光なら、詩なら、

それを見させてほしい。

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