表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/10

さんわめ。今度こそ家族に相談してみたんだけども。

作戦名【so-Dan】

ガラリ。


リビングへ通じる引き戸を開けます。しっぽさんはそこらへんをくねくねしてます。

あの、あんましくねくねするのはやめてもらえません?腰骨の辺りから生えているのでパジャマとパンツがずり落ちてくるのですよ。今の状態でもお尻が少し見えちゃってる状態です。ちょっぴり寒いです。

そういえば、戸を開けてからお母さんとお父さんに凝視されています。特にお尻の辺りを。慌ててお尻を隠します。弟はまだ起きてきていないようです。


「…それは趣味か何かか?」


お父さんにコスプレ疑惑をかけられたようです。私は答えます。しっぽはくねくねしてます。


「ノンフライ」


「それは違うということだな?」


「うん」


私は頷きます。今日の朝ごはんは納豆と味噌汁、白ごはんのようです。


「それじゃあ、一体それは何なの?」


お母さんはズバリ確信に迫ります。私は冷蔵庫から味海苔を探します。


「知らぬが仏。」


「あなたも知らないんじゃあ、どうしたらいいのかしら…。」


貴女は知らない方が良い、みたいな空気を出そうとしたのに、私が知らないという事実がバレました。お母さんに嘘は通じないようです。

あ、味海苔ありました。


「今日は学校休んだ方が良いんじゃない?」


「うん、そうだね。了解。」


今日のところは学校を休むことになりました。まぁそれはそれとして。

今はとりあえず


「いただきます。」


朝ごはんタイムにしたいと思います。

ちなみにお尻は小さめです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ