表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜騎士  作者: Blood orange
5/29

憂さ晴らしに体を動かそう!

ライラはビーツ様から貰った馬です。

馬の割に色々と物知りな所はビーツ様譲りなんでしょうか。

ビートの家を出たミーヤは、馬小屋に行くと栗毛色の馬の手入れをしている。

「ライラ…私はどうしたら良いんだろうか」

ライラと呼ばれた馬は一声いなないた。

ブラシで毛並みを整え、鞍を付けると手綱を取り付けた。

《もう少し優しくブラッシングするアルよ》

「あ…すまん…これでいいか?」

《そうそう。一体どうしたんアルか?》

「なーんかさ〜、自分に嫁に行けってビーツ様が…」

《え?ええ?!! あんさんに嫁に行けって…そりゃあ…無理アルよ》

「そうだよな…。無理なんだよ」

《そりゃそうでしょ。あんさんはいくら女でも男を嫌っているアルよ》

それに…とライラはミーヤがこの異世界ではまだ未成年だと言い出した。

「ちょっと…待ってよ。自分はもう二十四よ。自分がいた世界では成人だったよ。でも何でここでは未成年?」

《ここでは一年が千百日って言えばワカルアルか?》

「なんて中途半端な一年だよ…。え…って事は…地球での三年がこっちで言う一年って事なの?」

《そうアル。だからあんさんは八才》

「それって無理だよ。こんな成長した八才って…ぷぷぷぷぷぷ!!」

地面に転がって笑い出した。

なんてことだ…。もしこれが日本なら、八才って言ったら小学校二年生だよ…。

ランドセル背負ってんじゃん!

九九を言わされてんじゃん!

だから…胸もないのか?

上着の上から胸をぺたぺた触り出してはため息を吐いている。

《胸はその内出て来るアルよ。よく食べて良く寝るアル》

「そうだな…そろそろ行くか」

マントをひらりと靡かせると颯爽と馬に乗って、何処かへ行ってしまった。

遠乗りはいつもならしない。

だが、今日見たいなむしゃくしゃする日は特別に遠くまで遠乗りする。

自分の年がここでは八才だと知った以上、どうにもできるわけない。無駄に足掻くしかないのかもしれん。


今日も晴天が続く。

ここが異世界だと言う事は、空の色を見れば分かる。

澄み切った薄紫色の空だ。

因みにここの世界は、嵐になると雷が地上から空へと伸びて行く。

雨もそうだ。

今日は雨に合う事などないだろうと高を括っていたら、見事雨に降られてしまった。

泥ハネや汗でベトベトだ。素肌に張り付く服を脱ぐと、その辺の樹の枝に掛けて置いた。

ささやかにしかない胸を絹の布で隠しながら、泉の方へ一歩一歩歩いて行く。

チャプン

「冷た…」

この泉には、男を惑わす女神の伝説がある。

ここなら少しは泳いでも構わないだろう…。

ライラが何か言い足そうにしていたが、それは無視して泳ぎ始めた。





すっごく短くてごめんなさい…………。

続きも書いていますので。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ