おっさんと僕の最高の初期スキルの上げ その6
これからやることリスト。
・水トカゲの手袋の解呪
呪いを解いてもらってこの生臭い手袋を外すためにはアナポロス教団の教会にいく必要がある。解呪スキルを持っている人や解呪アイテムを使って呪いを解くこともできるらしい。
・お金を稼ぐ
僕が生きていくために必須だ。水トカゲの手袋の解呪にもお布施?とかがいるらしい。アナポロス教団の司祭かその上の大神官あたりに解呪を頼むとなるとさらにたくさんのお金が必要になりそうだ。
・スキル上げ
冒険者としてやっていくために今後もずっと上げていく必要性がある。今まで通りスキル上げをやってれば問題はないだろう。僕は前よりも強くなっている。
・美味しい物を食べる
いいかげんあきてきている。サンドイッチでやパンポタージュではない何か美味しい物が食べたい。
こんなところだろうか。このリストを書いているときも僕の手には水トカゲの手袋がしっかりと装備されている。見た目はアレだがこの手ざわりは僕は好きだ。かんたんな湯浴みや手を洗えさえすれば生臭いにおいは消えると思っていたがまだマクダフが言うには臭うらしい。まず第一にこの装備品の解呪が目標だが現状これは今のところむずかしい。なぜならこの町にはアナポロス教団の関係者でも解呪スキル持ちがいないようで今の冒険者ギルドでも解呪スキル持ちの上級冒険者のヒーラーさんや解呪アイテム類の取り扱いもしていないためだ。
今日も僕はスキル上げをやることにした。もう水トカゲ狩りはやらない。これなら刀剣や戦闘技術スキルを上げながら金策もできて一石二鳥だと思うが、それ以上の僕は水トカゲをあまり見たくない。僕はいつでも見ることができるからねこの手の装備を見つめたら。素直におっさんに教えられた通りに大岩に木剣を振ってから水面を叩くことにした。あまり川には入りたくないが、これもスキル上げのためなのだしかたがない。大岩に剣を振りながら戦闘技術スキルも使っていくことを忘れないように注意してスキル上げをしてく。僕は早く刀剣スキルを20~ 戦闘技術スキルを15~ まで上げなくてはいけない。ここまでスキルを上げることができたらこの町を出て他の町や場所に行けるからだ。そうしないとこれから楽しいこともあまりないだろうし、なりよりこの水トカゲの手袋の解呪もできないから必死だ。
水トカゲの手袋を装備してからか木剣を振っているが悪くはない。木剣が素手で握っているよりすべりにくいようになったと思う。何かこの水トカゲの手袋の装備品にそんな装備効果があったりしないのだろうか、久しぶりの鑑定スキルを使ってみることにした。とても今さらだが。
アイテム名:水トカゲの手袋(装備品)
品質:???
防御力+???
耐久度:??/16
効果
武器の???
??耐性
売却価格:???
説明
見た目は??が装着具合はとてもよく??の冒険者がよく愛用している皮手袋だ。
一度使うとほかの手袋を使用したくなくなる???。
ただ、皮手袋のためかわいてくると???なる。
何度か鑑定スキルを使って鑑定をしてみてこのくらいまでのことなら僕にもわかることができた。
まだ鑑定スキルが上限の1ではないため僕には何を書いているのか品質や耐久性また効果や説明と言ったかしょがところどころ???で表示されてしまっているが何となくだが今のなら僕にも分かる。
なるほど。多分この品質のところがわかれば呪われているかどうかも分かったかもしれないが結局まだ鑑定スキル0.3の僕にはわからないことだらけだ。見たところ呪われてはいるが防御力は+がついているため、ないよりは装備しているほうが強くなりそうだ。耐久度も??であるが元が16はあるため無理やり使い古したて装備破壊するといったことが今の僕にはできそうにもない。
この水トカゲの手袋の説明にも一度使うとほかの手袋を使用したくなくなると書いてある。これは僕も思った通りだ。なかなかの着け心地だと思う。ただ説明の一番下にあるかわいてくると???に入る部分は 生臭い だろう。今の僕にはこの???の部分だけはわかる。本当にそうだからだ。僕が身をもって体験していることだ。
今やっているスキル上げだが、これにこの水トカゲの手袋は本当に合っている。むしろこの刀剣スキル上げのためだけに存在しているかのようだ装備品だ。なぜならこの水トカゲの手袋はこのスキル上げの最中にはかわくことがないのだ。大岩に剣を振ってその後にすぐ川に入って剣を水面に叩きつけているからだ。だからとうぜんこの水トカゲの手袋も水にぬれてかわくことがない。つねに水気があるのだ。
水気があるから手の武器がすべるんじゃないかと思われがちだがまったくすべったりはしない。これがこの装備のとても良いところだ。青黒い色の手袋だが水気があると少し青い部分が光っているように僕には見える。とてもカッコイイのだ。この水トカゲの手袋を装備してからあまりあきることもなく僕はスキル上げをずっとやっている。
大岩に木剣を振っているときに光っている部分に目が行きカッコよく思えるからだ。これでこの装備が呪われていなければ本当の意味で一生モノになっていただろう。今の僕にとってもこの水トカゲの手袋は呪われているため装備を外せずに一生モノになっているが。
今日も夕方頃までスキル上げをかはんで行った。帰る前にステータス画面でスキル値を確認してみる。最近はこの自分のステータス画面でスキル値を見て上がっていることを確認して僕は強くなっていると実感することがゆいいつの楽しみだ。今の僕の楽しみはこれしかない。
武器スキル類
刀剣スキル 18
盾スキル 3
戦闘技術スキル 11
生産スキル類
料理スキル 13
その他
鑑定スキル 0.3
ちゃんと一日中おっさんに教えられた通りのスキル上げをやったため刀剣スキルと戦闘技術スキルはしっかりと上がっている。ついに僕も刀剣スキルが20になりかかっている。昨日の僕より確実に強くなっているのだ。戦闘技術スキルに関してはよく大岩や水面に剣を振っている時に光っている手袋に目を奪われてわすれてしまうためあまり上がっていない。思わぬ失敗だ。カッコイイだけではスキルは上げられないし、時にはじゃまになることもあるのだ。
このままいけば明日か明後日あたりで僕のこの長かったスキル上げが終わるだろう。これが終われば僕の新しい冒険が始まる予定だ。行ったことのない町や国、まだ食べたことのない料理など楽しみなことがたくさんある。おっさんと出会ってから僕は毎日成長していっている。目覚ましい成長だ。
かはんから町に戻りそのままおっさんとエリヤや僕の奴隷のマクダフのいる露天市場へ向かった。明日か明後日には僕のスキル上げが終わり次の冒険に出発できることをおっさんたちに教えてあげよう。きっとよろこんでくれるはずだ。かはんから町まで歩いて二十数分のため帰る途中でやっぱり水トカゲの手袋はかわいてしまう。町に近づくにつれて生臭いにおいが僕の鼻にもただよってくるのを感じた。水トカゲの手袋は青黒い色戻っておりもう光ってなどはいない。これはしょうがないことなのだが、あまり僕はなっとくのできるものでもない。
「冒険者か…? 町に入るならギルドカードを提示してくれ。」
「はい… 」
町の出入口を警護している門番の兵士さんにギルドカードを見せるとき兵士さんの顔に近くに僕のギルドカードを見せる必要性がある。昨日は気づかなかったのだが兵士さんは少し顔をゆがめていたようにも思える。生臭いにおいのせいだろう。今日の僕なら昨日の僕が気づかなかったことを気づくことができる。これも成長しているということなのだろう。僕の成長が自分だけではなくほかの人の顔や目を見ても分かる。
露天市場では今日もエリヤが客引きと声かけを行っていた。売れ行きがよくないのだろうか、いつも僕が帰ってくる時にはすでに売り終わってそうじや明日の準備をしているころだ。
「あ、なまくさジョンお帰り!ジョンもサンドパン食べますわ!」
「よぉなまくさジョン、そろそろスキル上げも目標に近づいてきただろ明日あたりにはたっせいか… 」
おっさんは僕のスキルが目標としていた刀剣20~ 戦闘技術15~ と始めに言ったころまで上がっていることをしっていたようだ。おっさんは何でもしっている。僕が話しておどろいてもらおうかと思っていたがダメだった。エリヤはサンドパンを食べながら客引きや声かけをやっている。いつも通りだ。
「うん、明日か明後日には… 僕のこのスキル上げが目標をたっせいしたらこの町から出ていくの…? 」
「ああ、ようやくな… もうこの町でできることはないからな。ジョンお前もその生臭い手袋を早く外したいだろ? 次の行く町でなら解呪スキル持ちがアナポロス教団かギルドにはいるはずだ… 」
僕の名前の前に何かがついている。二つ名と言うやつだろうか。カッコイイのが良かったが なまくさ というのはどうだろうか。水トカゲの手袋の生臭いにおいのせいでこんな二つ名なんだろうか。
こんな名前はいやだから早く僕は目標値までスキル上げを終える必要性がある。無理やりにでも明日中には目標とするスキル値まで上げたいと思う。
そうすればこの町と一緒にこの二つ名と水トカゲの手袋ともおさらばだ予定だ。
ステータスのスキル一覧と所持金とアイテム袋内アイテム
武器スキル類
刀剣スキル 18
盾スキル 3
戦闘技術スキル 11
生産スキル類
料理スキル 13
その他
鑑定スキル 0.3
所持金
19,671g 蛇肉たくさん ???のスクロール6枚 武器破損した剣 木剣2本
装備品
水トカゲの手袋(呪)
奴隷のマクダフ




