表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第4章 岩瀬加奈
85/129

9 ランチと散策

どうぞよろしくお願いします。

 ホテルに着いたー!!

 山の真ん中ぐらい?

 近くにスキー場があるんだって。冬はスキーのためのホテルみたい。夏は夜になるとバスで展望テラスに連れてってくれて、時間でライトを消して星を見せてくれるってサービスがあるんだって。今夜は今のところ開催できそうな天気ってことで、楽しみ!


 私達は4階の大部屋ふたつに中学生と高校生と別れた。とも先輩は中学生の方ね。

 田中先生と川上先生の2人部屋とさえ先生の部屋はエレベーターホールの反対側のエリアって感じ。

 2階が食堂と大浴場で、1階がフロントと売店とソファとかある、ロビーっていう感じ?

  

 大部屋は8人もいるのにカードキーは2枚。

 とりあえず、とも先輩と、自然科学部の3年生鈴永さんが持つことになった。


 部屋広い! 畳の部屋! 窓からの眺めはまあまあかな。


「はーい、荷物入れたら2階の食堂へ移動してね!

 昼食です! とりあえず貴重品持って、出て!」


 とも先輩の言葉にみんなぞろぞろ廊下へ出た。

 とも先輩と私が最後に出てドアのオートロックの確認!


「OK! 行こう、かなちゃん!」


「はい!」


 みんなだらだらしながらもエレベーターに全員乗れたみたいで、エレベーターホールには誰もいない。


「バスの中大丈夫でした?」


 私が聞くととも先輩が「大丈夫って?」と聞き返してきた。


「その、30分も先生と……」


「ああ、別に……。景色見てたし。大丈夫だよ?

 かなちゃん、ありがとね。荷物預かってくれたから、トイレにすぐ走って行けた」


「いえ、川上先生に先輩の荷物、ぶんどられたけど……」


「ふふふっ、ぶんどられた!? そんな感じだったの?」



 食堂ではカレーランチを頂いた。可もなく不可もなく。

 その後、散歩したい人はホテル周辺を散策。休み人は部屋でのんびり過ごして良し、ただ単独行動だけはやめましょうという話になった。


「トモ、行くでしょ?」


 あき先輩が言ってきて、私とさおりん先輩も「「行きます」」と言った。


「うん、文芸部で行こう!」


 田中先生が「お、一緒に行こう」と言ってきて、あき先輩が「いいですよー。私がボディガードしますから!」と言って、とも先輩と顔を見合わせてケラケラ笑った。確かに田中先生はボディーガートという感じはしない。

 自然科学部の子達はさえ先生と行くという話をしているようだ。

 となると、田中先生がこっちだから、川上先生はそっちだな。

 川上先生を見ると渋い顔をしている。

 あき先輩が「ちょっと、うける」とぼそっと言って、とも先輩と田中先生が苦笑した。


 どうやら川上先生は用事があるとかで行かないと頑張っているみたい。ゆかり先輩とさくら先輩が保護者として自然科学部の方と一緒に行くとなったみたい。


「あー、月の宮と久しぶりにゆっくり話したかったのになー」なんて言いながらゆかり先輩は向こうのグループの方に歩いて行った。

読んでくださり、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ