表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第4章 岩瀬加奈
83/128

7 席と部屋割り

どうぞよろしくお願いします。

 駅の広場で自然科学部とも合流。

 自然科学部のまゆみ先輩が合宿担当、そして文芸部部長のとも先輩が同じく合宿担当で仕切ってこれからの予定を説明してくれた。

 自然科学部は10名の参加。文芸部は4人(まいちゃんは自然科学部でカウント)、それにゆかり先輩とさくら先輩、田中先生、川上先生、さえ先生。


 とりあえず文芸部の4人でかたまって電車には座ることになる。座席を回して向き合わせてとっても楽しい。

 とも先輩は立ち上がって、他の子達の席の様子を見回りに行った。戻ってくると通路を挟んで向かいの座席のさえ先生が声を掛けてきた。


「自然科学部の子達、大丈夫?」


「はい、みんな席に座りましたし、人数もちょうどよくてみんな向かい合わせにしておしゃべりしてますよ」


「そう、良かったわ。ありがとう」


 とも先輩はにこっと微笑んで席に戻ってきた。

 向かいの先生方の席、気になる……。

 さおりん先輩がお菓子を出して「食べよー」とうれしそうに言って、あき先輩が「大丈夫?」ととも先輩に言った。


「ん、大丈夫だよ」


 私はさえ先生の方をちらりと見た。

 さえ先生が川上先生と田中先生に何か話し掛けていて……。川上先生がこちらを見た、私と目が合う。


 はっ!

 私の使命は、とも先輩を川上先生から守るっ!!

 でも、川上先生が元気なさそうに見えて……、かわいそうにも思えた。


 大きな駅で乗り換えて、なんか自然がいっぱいという感じの小さな駅に降りた。

 ちょっと涼しいかな。でも蝉の声がすごいかも。


「はーい! ここでホテルの送迎バスに乗ります!

 トイレはそこ!

 30分は乗るよ!

 ホテルで飲み物も買えるけど、少し高いかもだから、買うならここで買っとくといいよ。

 バスは11時半出発なので、11時25分まで自由時間!

 25分にはここに集まってね!」


 とも先輩が大きな声でみんなに説明してくれる。

 なんか珍しい光景……。

 そして自由時間。

 私達は交代で荷物を見ながらトイレに行き、とも先輩とあき先輩は自販機で水買ってた。

 私も麦茶を買った。

 川上先生も買いに来て、何かとも先輩を見てたけど……。とも先輩は気づいていないのか、わざとなのか、目を合わそうとしなかった。

 さえ先生がすぐに追いかけてきて、仲良く(?)水やスポーツ飲料を買ってた。

 

 とも先輩はゆかり先輩やマユミ先輩と部屋割りについて話をしている。

 先生方の部屋を2室となったので、ゆかり先輩達が大部屋の方に移ることになり、ちょっと人を動かす必要があるみたい。


「いいよ、私、中学生の方で。そうすれば高校の方にゆかり先輩とさくら先輩、一緒に入れるでしょ」


 とも先輩の言葉が聞こえた。

読んで下さり、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ