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今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第2章 麻岡亜希子
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5 本当に大丈夫?

どうぞよろしくお願いします。

 でも、バスケ部の試合をふたりが観に来てくれた時、何故か川上先生も来てて、マユミとトモとを川上先生が車で送って行くとかいう話になったみたいで、気持がざわざわしたけど、何もできなかった。


 休み明けにトモに確認した。


「ちょっと話がしたいと言われたけど、文化祭とその前のフィールドワークの送迎の話だったから。川上先生と最寄り駅がひとつしか離れてなくて……、それでね。

 大丈夫だよ。lineはクラブで繋がったけど、全体のグループlineでしか連絡しないとしたから」


 少し困りながらも私を安心させようと微笑むトモ。

 

 マユミにも聞いたら、試合の時は、先にマユミが降りて、その後、かなりドライブしたんじゃないかなって。ふたりっきりにしたってことでしょ!? もう!! どこが大丈夫、なんだか!?


 マユミやトモが信頼しているゆかり先輩もいるし、真理先生や田中先生も行くそう。

 なら、大丈夫かな。真理先生が川上先生をがっちり見張ってくれてるといいんだけど。

 いつもなら私やトモのことを『川上先生のお気に入り』みたいな微妙な冷たい目で見てくる真理先生が急に頼もしく思えた。


 それから、文芸部が自然科学部のフィールドワークに参加して、結局、また、トモは行き帰りに川上先生とふたりっきりになっちゃったみたい。



 話を聞いたら「あー、あの日はマユミとケンカしちゃったり、それで真理先生にも文句言っちゃったり、さんざんだったな……。そんなだから、帰りに体調崩しちゃって……、川上先生にも迷惑かけちゃったよ……」と言われたんだけど。


 川上先生ならそれはうれしかったんじゃないかな、なんて思った。

 もしかしたら、トモに一服盛ったぐらいしたんじゃないかと一瞬考えちゃったもんね。


 マユミとのケンカは、バスケ部の試合の時、マユミとトモがナンパされた英開の男子絡みだそう。

 トモのことを気に入っているアイハラとかいうのがいて、マユミが勝手にトモのlineを教えちゃったそう。それに理科準備室の真理先生も絡んでたらしくて。

 真理先生か……、それもトモに何かしらの嫌がらせのつもり? ともやもやする。

 マユミはあまりそういうこと、気にしないからなー。

 今はその英開の男子のソウヤくんとやらの話ばかりしてくる。


 文化祭に行く話をしたそうで、それは私も行くことになってる。

 マユミだけじゃ心配だもんね。

読んで下さり、ありがとうございます。

ああ、この時にもう……ですよ。

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