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今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第2章 麻岡亜希子
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4 クラスが離れた理由?

どうぞよろしくお願いします。

 実は1年生の時、トモは色が白くて唇が紅いから、まだトモと面識がない年配の女の先生によく「口紅を塗っているのでは?」と捕まることがよくあって。

 何回かあると落ち着いて、長い休み明けに色付きリップが流行ったりすると、また抜き打ちみたいに捕まっちゃうんだけど。

 その話を聞くたびに、川上先生がわざわざ謝ってくるのだ。

 一度なんて、トモの頭を撫でたことがあって……!!

 嫌な感じがした。

 トモに、先生は触りたくて、狙ってたみたいな。


「先生、それセクハラだから!」


 私はトモを引っ張り、抱き寄せてた。

 

 もしかしたら、それがあったから、クラス分けられたのかなぁ……と思わないでもない。

『先生だよ、そういう気持ちはないんじゃないかなあ』と言っていたトモも、さすがに川上先生が実は学校創立の先生と親戚で、今の理事長とも血縁で、将来この学校で力を持つため特別扱いされてるかも!? と知ったことと、3年生になると『あれ? もしかしてわざと?』と思うことが増えたようで、私に何か言うことはなかったけれど、意識的に川上先生と距離を取ろうとしてたように見えた。


 だから、高校生になり、同じクラスになれたのがとてもうれしい。

 マユミは私の幼馴染で、トモと中3で一緒、私とは中2で一緒とちょいちょいクラスが被っていて、学年の行事の時など3人で帰ったりすることもあった。


 高校生になり、3人とも同じクラスになれて、一気に3人で行動することが増えた。

 マユミはのんびりしているところが一緒にいて安心できる、けど、何気に行動力はある子だ。ただ、周囲の話に流されやすい所がある。ただ、それは反面、周囲に知り合いが多かったり、いろいろな人と親しくなれるってことでもあるかも。

 私はバスケ部で髪も短くさばさばしている性格もあり、一部の女子には『王子』なんて言われてまあ、もてたりしている。

 トモも『月の宮』なんて呼ばれて、たぶん、朋佳という名前と、かぐや姫のイメージなのかなと思うけど、女子人気高いと思う。可愛い、綺麗、知的な感じが素敵ってところかな?


 高校になって川上先生とは離れられたのに、なんやかや理由をつけて高校の方にも出没するから、もやもやする。まあ、高校でも講師って立場で授業を持つこともあるみたいだし。

 マユミが自然科学部で川上先生が顧問のひとりだから、それに文芸部が巻き込まれてという文化祭前の動きも気になってたけど、私もバスケ部が忙しい時で……、まあマユミが一緒だから大丈夫かなと思っていたけど……。

読んで下さり、ありがとうございます。

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