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今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第2章 麻岡亜希子
31/76

1 対角線の女の子

どうぞよろしくお願いします。

完結したつもりが、文化祭どうしたんやろなぁと思っていたら、続編? が出てきました。

短編でシリーズにするかと迷いましたが、章立てにして同じ作品内で連載にしようと思います。

どうぞよろしくお願いします。

『なんか危なっかしんだよな』


 それが朋佳に対して、親しくなってから感じた印象。

 初めて出会ったのは私立泉学院中学校に入学した日。同じクラスの女の子。

 女子校だから女子しかいないけど。


 若宮朋佳はクラスの中でも目立っていた。

 雰囲気ある美少女っていうのかな。

 肌の色が白くて、唇は紅く、髪と目は黒くて……。

 特に目が、瞳って言った方がいい? 大きくて黒くて、とてもきれいだと思った。深窓のお嬢様っていうの? または人形っぽい?


 クラスのみんなもなんとなく声を掛けづらくて、なんとなく気にしているけれどって感じ。

 

 私は残念ながら、麻岡って姓なので若宮とはめちゃ離れてる。

 もう対角線上かってぐらい、席離れてるからね。


 若宮朋佳も戸惑っているのか、全然気にしていないのか……、離れてるからわからない。

 入学式のために、講堂へ整列して移動した時も戻って来た時も全然接点がなかった。


 クラス担任の話を聞き、担任と副担任がいることを知った。

 担任は英語の田所先生で女性。結婚されてて、小学性低学年のお子さんがいるそう。副担は若い男の先生で川上先生、理科の先生だと田所先生が紹介した。


 若宮朋佳は出席番号39、このクラスの最期ではない、和田さんがいるから。

 そして私も青木さんがいるから、出席番号は2だ。


 田所先生が「1番からってのがよくあるから、40番から行こうか!」といい、自己紹介が始まった。


 2番目が若宮さん。

 おとなしい感じかと思ったけれど、話し始めたらなんか雰囲気違う。

 声は明るく、はっきりしていた。


「若宮朋佳です。

 んーと、好きなものは植物です」


 植物? とみんながはてな顔になり首を傾げる。

 その雰囲気に慌てたように補足する。


「木が好きなので!

 後は、本が大好きです。本を読んでいると幸せです。

 中庭と図書室が楽しみです。どうぞよろしくお願いします」


 植物、花でなくて木とは!?

 なんか面白そうな子だと一番よく覚えてた。


 担任、副担任は前の教卓の所にいたんだけど、みんな後ろを向いた状態になってて、先生の様子に気がつかなかったと思う。

 私はちょうど斜め目の前が座っている川上先生で、目の端で先生が驚いた顔をしていたのがなんとなく見えた。そして、他の子の時には手にしたノートに何か書いていたのに、若宮さんの時には本当に何も書いていなかったことに後から気がついた。

読んで下さり、ありがとうございます。

年末に実家に帰って、中高生の時を思い出したからですかね……。

急に頭の中に作品の続きが……。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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