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今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第1章 若宮朋佳
24/76

24 意味がわからない

どうぞよろしくお願いします。

 気がついたらC駅のイトーヨーカドーで、さくら部長ともうひとりの自然科学部の子が降りて行くところで……。


「あ、ごめんなさい寝てて! お疲れ様でした!」とあわてて叫んだ。


「ふふふ、疲れたんでしょ! さすが文芸部!

 お疲れ様でした!」


 そう言いながら降りて行くさくら部長と部員に窓から手を振った。


 車が動き出した。

 助手席に移動しなくていいんだ。

 ちょっとほっとして座り直してシートベルトをしたまま、またうとうとしちゃった。


 思ったより早く帰って来られて、まだ4時前で気温も温かい。



「着いたよ」

 

 川上先生の声にあわてて頭を振って、リュックを……、あれ、ここに……、見回すと置いていた記憶とは反対側にあって。

 つかむと、シートベルトを外して「ありがとうございました」と言いながら車から降りて戸惑う。


 どこ!?

 ガレージみたいな駐車場の中で……。


 私は慌てて乗ってきた車を振り返る。

 川上先生が降りてきて「よく寝てたから」と言った。


『よく寝てたから』とこの状況。

 まったく意味がわからない。


「とりあえずガレージから出よう」


 そう言われて、前に乗せてもらった先生の車があることに気がついた。

 ……川上先生の家!?


 慌てて自分のリュックからスマホを取り出そうとして、動揺する。

 スマホがない……。


「スマホは俺が預かっている」


 川上先生の言葉に私は弾かれたように先生を見た。


「とりあえず、こちらについてきて欲しい」


 ちゃんと起きてて、母にもうすぐ着くって連絡入れとくべきだった……。


 私は先生が開けたドアの方に行くしかないようだ。

 緊張しながらドアを先に通ると、家の玄関内みたいなところに出て……。

 本当に先生の家だよね!?

 しかも人の気配ないんだけど……。


 玄関のドア。内鍵をこちらから開ければ逃げられるか!?

 D駅の辺りだっけ?

読んで下さり、ありがとうございます。

大ピンチです!

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