表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第1章 若宮朋佳
23/76

23 トレジャーハント

どうぞよろしくお願いします。

 私もマユミも涙目という状況に、川上先生がさくら部長を見た。


「私が席を代わる。トモちゃん、川上先生の車へ」


「ごめんなさい、さくら部長……」


 助手席を示され、苦笑してしまう。


「ぼーっとしたいので後ろの方の席、誰か変わってくれない?」


 自然科学部の中学生が代わってくれることになり、私の隣はゆかり部長が座ってくれた。


「好きなだけぼーっとしな!」

 

 ゆかり部長の言葉にくすっと笑ってしまう。


 車窓に目をやる。流れる緑がきれい。

 自分の大好きな柚子のかわいい金魚葉を思い出しながら目を閉じた。

 少しうとうとすることができた。


 山を越えて下りてきたところに流れる大きな川があり、石ころだらけの川原で石を採取する。

 よーく探せばガーネットやメノウ、水晶混じりの小石が見つかるそう。


 私はトレジャーハンターな気分で河原をゆっくり歩いて、気になる石を拾っていく。


「これ綺麗!」


 マユミが赤い点々がある石を陽に翳す。

 そうすると思ったよりも透明感があるのがよくわかる。


「いいね! 綺麗!」


 声を掛けつつ、自分の前の地面とにらめっこだ。


 小さな小石だけど、綺麗な色をしているものもあり、私達は夢中になって拾った。

 この緑のはメノウかな? すっごくきれいな緑。

 透明じゃないんだけど、白くて陽の光が透けて見えるのは水晶の仲間かも。


 川上先生がハンマーで石を割って見せてくれたり、みんなに石の種類や、この地形の成り立ちなどを説明してくれる。

 田中先生はシートの上でのんびりしているし、真理先生は川上先生のお世話っていうか、かいがいしく道具を預かったり渡したりしていた。


 私達はみんなで集めた石を見せ合いっこしたりして盛り上がった。


 お昼になり、各自持参のお弁当を食べる。

 田中先生はコンビニのおにぎり。

 真理先生が「大きめなお弁当作ってきたので、どうぞおかずををつまんで下さい」と田中先生と川上先生に割り箸を渡している。

 川上先生はラップのおにぎりを3つ持って来てて「御自分で作られたの? すごいですね!」と真理先生に褒められてた。

 

 私はおにぎりとから揚げと卵焼きとブロッコリーのお弁当。

 卵焼きとおにぎりは自分で作った。

 唐揚げは冷凍食品を温めてから冷まして入れ、ブロッコリーは茹でて冷蔵庫に入っていたものをもらって詰めただけ。

 食べ終わり、少し川原をぶらぶらしてから、またくじ引きして乗る車を決めた。


 今度はBを引き、川上先生の車の後ろの席に座らせてもらった。

 日差しをいっぱい浴びて過ごしたからか、程よく疲労感。

 まあ、昨日も学校だったわけで……。

 いつの間にか私は熟睡してしまっていた。


読んで下さり、ありがとうごございます。

石拾いは楽しい……。(『転生ガチャ』で石拾いのことはめっちゃ書いてます)

砂浜で貝拾いも楽しい……。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ