19 アウト!
どうぞよろしくお願いします。
「っと……、じゃあ。
卒業したら、その時はブロックを解除して欲しい」
私は顔をしかめた。
結局、ブロックさせてもらった。
やっぱり、どう考えてもアウトだから。
「クラブのグループlineで連絡します。
将来的に、このブロックを解除するかは、わかりません」
フィールドワークの日の早朝、川上先生は私をマンションまで迎えに来た。結局、直前にそんな話になり、さくら部長が『乗せてもらっちゃいな』と……。
母は「良かったわ。安心」って感謝してたけど、父はちょっと心配しているみたいだ。
「先生とはいえ、男だからな……。
何かあったらちゃんと言うように」
うーん、もう何かあったんですけどねー。
まあ、でも、ちゃんと話せてブロックしたし。
先生とは普通にフィールドワークの予定について話をしていると、C駅のイトーヨーカドー前に到着。さくら部長ともうひとり自然科学部の子が乗ってくる。
「おはよう、トモちゃん、助手席なのね!」
はっ! なんだか車もでかいし、後ろにちんまり乗っているのも変かと……。助手席に自分から進んで乗ってしまった!?
「若宮は優しいからね。話し相手になってくれてた」
川上先生が穏やかに答えてた。
途中で席が変わるのも変かと、そのまま……。
あとふたり拾って、学校へ到着。
全員集合!
田中チーム3人。川上チーム7人のくじ引きだ。
先に中学生に引いてもらう。
そうだ中学生は川上先生の方にまとめても……。
しかし、もうそんなことは言えない雰囲気。
最後のふたつのくじが残り、真理先生が「私は残った方で」というので私がひとつ取った。
Aでちょっとほっとしてしまった。
真理先生もAで、なんだ残っているの両方Aだったんじゃん! と笑ってしまった。
マユミがAで、知っている子で良かった……、めちゃくちゃほっとした。
読んで下さり、ありがとうごございます。
後10話で完結です。
最後までお付き合いどうぞよろしくお願いします。
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