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今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第7章 若宮朋佳
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17 安心

どうぞよろしくお願いします。

 アキはここでシフト終わりで、相原くんと文化祭を回りに行くことに。

 ふふふ、マユミとソウヤくん、アキと相原くん。

 去年はグループデートみたいだったけど、今年はもうデートだね。

 それだけ、みんなの仲は進展しているということだ。

 私は……、進展してるんだろうけど、なんか、置いて行かれているというか……。ちょっと複雑な気持ちになった。


 次は小学生バージョン!

 こんなもやもやは吹き飛ばすように、楽しんじゃおう!



 先生方もけっこう来てくれて、そうそう、音響の子、けっこう有名人なんだよ。

 もう、有名なスタジオに出入りしてて、そこから音源とかけっこう借りられたんだよね。

 田中先生は近藤先生、紗栄先生、そして川上先生とね。

 もうダメだね。

 小道具の子達が悪乗りして、男性の先生には保冷剤たくさん押しつけてたよ……。


「冷たい! やめろって!」と川上先生の叫び声が響き、出番前の私は声を殺して笑った。



 最後に見送る時、近藤先生が私の服を見て笑った。

 田中先生と川上先生は音響の子と話していたので、近藤先生と紗栄先生と話す感じになった。


「ふふ、明るい所で見ると確かにちびまる子ちゃんにも見えるわね」と近藤先生が楽しそうに言った。

「こんな大人っぽいちびまる子がいますか!?」と典ちゃんがフォローしてくれる。

「今回も典ちゃんが衣装作ったんですよ!」と私は典ちゃんを紹介する。


 紗栄先生は知らないから首を傾げたけど近藤先生は「ああ、占い師の服ね」と笑う。

 私はスマホの写真を紗栄先生に見せた。(文化祭の時は使用OKになってたので)


「まあ、素敵!」


 紗栄先生が典ちゃんに声を掛けて、典ちゃんもうれしそう。

 そこへ田中先生と川上先生が合流した。


「良かったぞ。若宮は無表情が上手いな」


 田中先生どういう感想!?


「若宮が小学生だったらこんなかなと思った」と川上先生。

 んー、なんか取りようによっては危ない発言!?


「先生、ロリコン趣味?」


 近くにいた大道具の子が笑って言って。


「そんなわけないだろ!」って慌てて否定してた。そりゃそうだ。認めるわけないか。

 ん、でも、ロリコンではないよな?



 

 後夜祭でアキと合流。

 マユミも自分のクラスにちゃんといる。

 山室さんもなんとなくいるね。最初のアイデアやプランはけっこう彼女が出してまとめたと聞いた。

 うん、そういう頑張りはクラスのみんなも認めてくれているんだな。

 でも、マユミのことは無視し続けていると聞いた。

 まあ、お互いに時間が解決してくれるような気がするな。


 クラスの出し物、なんと、H2B第3位に入った!!

 すごいっ! 快挙じゃない!?


 私達は悲鳴を上げて抱き合って喜び合う。典ちゃんと音響の子がステージ上がり、賞状をもらって、こちらにガッツポーズ!

 私達は歓声と拍手でそれを迎える。

 担任の島先生も来て、みんなで喜ぶ。


 文化系クラブの部は……、自然科学部と文芸部のコラボは……、第3位!!

 去年よりひとつ下がっちゃったけど、3位入賞はすごいよね!

 マユミがこちらに飛んできて私の手を握る。私はアキの手を掴んだ。

 高校3年の自然科学部の部長もステージ前で待ってる。

 私はマユミとアキと一緒に前に出て行き、ステージに上がる。

 田中先生と川上先生もステージに上がってきて、歓声を浴びた。

 田中先生が出てくるの珍しいな。


 でも、なんだか安心できるや。

 私はステージの上からさおりんとかなちゃんとまいちゃんを見つけて手を振った。


読んで下さり、ありがとうございます。

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