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今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第7章 若宮朋佳
145/159

1 新学期に向けて

どうぞよろしくお願いします。

第7章トモ視点に戻ってきました。

 夏の合宿から帰って来て……。

 父や母とも進路について話し合う機会があった。

 付属ではなく、外部の4年生の大学を狙ってみたいこと。将来、国語教師と司書の資格を取りたいと考えていることも話せた。


「もっと早く言えれば良かったんだけど、決意が固まったのが最近で……」


 私がそう言うと母が笑った。


「全然遅くないわよ。ちゃんと教えてくれてありがとう。

 考えてるんだろうなとは思ったけど、ね」


 遅くないと言いながら、待ってたのか。

 私は、母と父の心遣いをうれしく思った。


「じゃ、東政大、見に行ってみるか!

 案内してやるぞ!」


 父がうれしそうに言って。お父さんの方が楽しそうじゃん。

 父とは東政大と帝慶大を見学に行った。

 父によると帝慶大にちょっとコンプレックスのような気持ちがあるそうだ。

 確かに東政大と帝慶大ってよくライバルというか、そういう感じに言われる。

 校風もかなり違うし。

 川上先生は私は帝慶大の雰囲気じゃないと言ってたな。

 なら東政大の方がいいのか?


 後、マユミとアキが誘ってくれて、ソウヤくんと相原くんも一緒に教友大と聖治大のオープンキャンパスに行った。

 聖治大は実は担任の島先生から候補として言われていた大学で、私も気になっていた。

 図書館が充実しているし、雰囲気は真面目な感じだし。司書の資格も取れる。いいかも。

 ただ、推薦を受けるほど第1志望としてまだ絞り込めない。

 教友大も素敵だった。

 ここも司書取れるんだよね。

 つうか、だいたい教職課程があると司書も取れるところが多い。

 なら……。


 うーん、もう少し考えないと。

 そういや、新学期が始まったら、もう文化祭に向けての活動が本格化する。

 私はちょっと目線を変えて、ライトノベルっぽい作品を書いてみた。

 短編2作だけど、同じ事件(?)を視点を変えて書いてみたんだ。

 けっこう面白い仕掛けになったんじゃないかと、思うんだけど。

 アキは短歌にした。

 短歌なら気持ちを乗せやすいし、季語とかそんなにうるさくないからね。

 とりあえず、呟きみたいなものをたくさん記録してもらってみた。

 うん、なんか、いい。

 けっこうアキの視点って面白いというか意外性があるとは思ってたけど。

 なんか、いい。

 そして、運動神経が良さそうな、身体の動きを感じる作品もあったりして、アキらしいというか、とてもいいと思う!

 10首くらい選んでまとめて、アキの文芸部誌デビュー作品になった。


 図書室の発表は私は宮沢賢治の星についてにした。自然科学部の方に入れられなかったものがけっこうあって。それをまとめることにしたんだ。


 自然科学部とのコラボの方はもうある程度、形ができていて、もう実際の作業に入れるくらい資料もできている。

 去年はこの時期にフィールドワークがあったけどね。

 ああ……。

 あれがなきゃ、なんかいろいろ違っていたのかもしれないけど……。

 でも、そのおかげで今の私がいる。

 川上先生とのことを思い出すと……。最初は……。

 恥ずかし過ぎる……。

 また、帰りに連れ込まれたらどうしようと思うと、なんだか気持ちがそわそわした。

 何とか阻止しないといけないのに、強引に連れ込まれるのを期待するみたいな気持ちもあり、私は絶望した。私、変!?

 ダメだ、今はもう、そういうことは考えないようにしないと!!


読んで下さり、ありがとうございます。

ブックマークして長くお付き合いしてくださってる方々、どうもありがとうございます。

本当に励まされています。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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