2 一番の親友
どうぞよろしくお願いします。
昨日は投稿できず、すみませんでした。
今日から仕事がゆったりペースに戻り、パソコン開けます!
トモがこちらの会話に入ってきた。
「ん? なんの話?」
私はちょっと目を伏せた。
大学に、ソウヤとスナオくんと一緒に、大学に行くことを考えてるトモ。
ふたりと対等に話をしていて……。ちょっと嫉妬する気持ちもあった。
「なりたいもの、から進学先を考える、決めるってこと」
短く言った。
「マユミは栄養士だよね。
前から言ってたもの。アキは?」
トモの言葉にアキは「考え中」と答える。
トモは微笑んだ。
「アキなら何でもなれちゃいそう」
アキが少し暗い顔で「どうかな?」と言った。
「大丈夫。
大学に行きながら、探してもいいんだし」とソウヤが話に入ってくる。
「教養学部なんて学部もあるしさ。
途中で学部や学科を変更する人だっているんだし」
「うん、俺も今、無理に決めることないと思うよ。
選択できるようにしておくっていう段階だよ。
知らなきゃ考えることもできないだろ?
アキはちゃんと考えて、前に進んでるよ」
スナオくん、いいこと言う!
「そうかな……。
なんか考えられないの。
中学から泉学院で、トモとマユミがいてさ。
卒業して、ふたりと違う学校に行くってのが、全然……」
「いつでも会えるよ」
トモがそう言ってから続けた。
「私はアキとマユミは一番の親友だと思ってる。
この先もそれは変わらない。
アキは……、不安?」
『嘘つき』って私は思った。
アキとトモは一番の親友だけど、私はトモにとって、二番目の親友。そう、アキと差はあると思っている。
アキはトモを見て「うん」って頷いた。
いつもしっかり者で強気のアキがトモにはこんな表情をするんだ。
それも胸がズクンとした。
スナオくんがアキの肩にトンと優しく触れた。
「今、俺、アキと違う学校にいるけど?
大丈夫だろ?」
「それとは違う気がする」
アキの言葉にソウヤが笑う。
「アキちゃん、スナオとでもいいし、トモちゃんでもマユミと一緒の大学でもいいって、そう考えたら選択肢、見えてくるかもよ!?」
私はソウヤと同じく大学には行けない。
有名な大学にソウヤが入学して、周りにかわいくて頭のいい女の子がいっぱいいて、そうしたら……。
だって、大学に男子校ってないよね!?
ソウヤが私の表情を見て困ったような顔をしたが、「そろそろ解散するか!」と明るく言った。
みんなでファミレスを出て、駅へ進んだところでソウヤが言った。
「じゃあ、俺とマユミ、これからデートだから!」
「えっ!?」
私は驚く。
アキとトモとスナオくんは手を振り遠ざかっていく。
「またね!」
「じゃね! マユミ、ソウヤくん!」
「またな!」
3人で何か話しながら、改札の中へ消えた。
ソウヤが言った。
「さっきのマユミ、不安そうだった。
進学先が決まってるのに、大学見学に付き合うの嫌だった?
うちの学校、中三くらいからいろんな大学見に行けって言われててさ。けっこう、楽しいからと思ったんだけど」
「嫌じゃないよ。楽しいよ。
でも、ちょっといろいろ考えちゃって。
トモとアキとのこととか。
大学に行ったら、人間関係が、どうなるんだろう……とか」
読んでくださり、ありがとうございます。
なんか、それぞれ違うことを感じて考えてモヤモヤしているような。




