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今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第6章 伊藤真由美
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1 オープンキャンパス

第6章に入りました。

伊藤真由美、マユミ視点です。

どうぞよろしくお願いします。

 高二の夏の合宿が終わり、それぞれ、自分達で星空観察や望遠鏡で観測した星や月について調べておくことになってる。

 文芸部はその天体にちなんだ本や文章を考えてくれることになっている。

 クラブの夏休みの宿題みたいな感じ。


 それから、ソウヤとスナオくんに誘われ、アキとトモを誘って、大学のオープンキャンパスにいくつか行った。


 教友大、聖治大とか。

 ソウヤとスナオくんは国立もいくつか見に行ってるみたいだけど。


 教友大はとても校舎が素敵だった。プロテスタントのキリスト教系の大学で、雰囲気がクラシックというか、自然もいっぱいな感じがほっとする。

 講堂のステンドグラスも素敵!


 聖治大はトモが担任から薦められていると話してくれた。

 真面目な感じ。建物も新しい物と古い物が混在していて、伝統を感じる。


「教友大の方が女子受けは良さそうだよね」

 

 トモが笑う。

 うん、確かに。建物とか、雰囲気なら、教友大の方が素敵、かも。


「でも、聖治大の図書館いいよな」とスナオくんが言った。アキも頷いている。

 トモが考えながら言った。


「そうだね。旧館と新館とふたつもあって、勉強する場がたくさんあるって感じ。

 新館は他大学の図書館とも積極的に提携してるとか。

 使い勝手は良さそうだよね」


「マユミはどう?」


 ソウヤが聞いてくれた。


「私は……、教友大の雰囲気が好きかな。

 先生も学生も穏やかな人が多そうな感じもしたし」


 でも、私は泉学院の大学の管理栄養士課程に行くことを考えてる。

 だから……、いろいろな大学を見に行くのは楽しいけれど、他人事っていうか……、ちょっと引いて見てしまうところがある。

 アキはどうするんだろう?

 トモは外部受験するつもりだと聞いた。

 その話をソウヤにしたから、じゃあ一緒にという話になって……。


 もし、トモのことがなければ、オープンキャンパスに私のことも誘わなかったのかな?


 みんなで大学の駅近のファミレスに入って、昼食を食べる。

 ソウヤとスナオくん、そしてトモが大学について話をしている。

 私とアキはなんとなく聞いている感じ?

 私はアキに話しかけた。


「アキはどうするの?

 内部進学か、外部受験か?」


 アキは曖昧な感じで笑う。


「うーん、まだ悩んでる。

 実は合宿でトモがなりたいものっていうか、興味のある資格から大学を探していることに気がついて。

 私は何をしたいんだろうって。

 マユミは管理栄養士でしょ?」


「うん、だから内部進学。

 でも、こうやって外の大学を見ると素敵だよね」


「マユミもトモも『なりたいもの』が明確になってて、いいな。

 私は何になりたいのか、何をしたいんだろう」


読んで下さり、ありがとうございます。

年度末で仕事がバタバタしてます。

投稿ゆっくりになると思います。

どうぞよろしくお願いします。

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