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今世と前世と罪と罰  作者: 月迎 百
第5章 若宮朋佳
123/167

25 結局

どうぞよろしくお願いします。

少しですが性的な話が出てきます。そのものについては書いてないのですが、後で、トモが生々しく思い出したりするところがあります。

苦手な方はスルーでお願いします。

「近く……、ラーメン屋が徒歩15分のところにある。それくらいしかないなぁ」


 私はベッドに座っている先生の隣に腰掛けてスマホを覗き込む。

 マップから探しているみたい。


「あー、本当だ。

 けっこう遠いね。

 ラーメンなら、ここのホテルのレストランでもいいんじゃない?」


「じゃあ、ここのレストランにするか……」


「そうですね。じゃあ」


 私は立ち上がり、荷物の方に歩いて行こうとして、腰に抱きつかれ、先生の膝の上に抱え込まれる。


「……どこ行くんだよ」


「荷物を大部屋に戻しに!!

 それに同じ部屋に一緒にいるのは…。

 大部屋で着替えてくるので、ロビーにでも……」


「単独行動はダメなんだぞ」


「それは、生徒のことでしょ!」


「朋佳は生徒だろ」


「はい、生徒です。

 先生は先生。

 今はクラブ活動中ですから!

 離して下さい」


「……寂しかった。

 あのプラネタリウムから、もう半年以上、朋佳を抱いていない……」

 

 身体がゾワっとした。


「だめです! 今はだめ!」


 ベッドに引き倒されてしまい、いつもの強引なキス。

 ここ……田中先生と川上先生が泊まっている部屋で……。


「やだ!」


 学院の延長みたいに思えて、ここで、そんな……、嫌だ。

 Tシャツに短パンだったこともあって、すぐに捲り上げられて、ずりげられててしまう。


「んあ! こんなとこでヤダ!」


「最後までしないから……」


 最後までって、何!?




 最終的に……。

 私はもう一度シャワーを浴びる羽目になった。

 最後までしないというのは……、さすがに合宿には、その避妊がというか持ってきてなくて、そこまでの行為はできないという意味だったのだ。

 でも、先生が私の手を……、その、自分の握らせるみたいにして、その上からさらに自分で握り込んで、私のお腹の上に……、その、出したのは、びっくりした。

 これは最後までにはならないのか? 私は最後までじゃない?

 ああ……、もう何やってんだ……。


 全て片付けて、長ズボンとTシャツに着替えた。

 そして、荷物を大部屋に戻したら、12時半を過ぎていた……。

 川上先生がスマホを見て言った。


「横川、無事に特急に乗ったって。

 麻岡と駅で食事して帰ってくるそうだ」


「……私達、何してたって聞かれたら、どうしよう……」


「服や靴を洗った後、話をしていたでいいんじゃないか?」


「何を?」


「そうだな。生物の繁殖行為について、とか?」


「ふざけないでよ……」


「ごめんごめん。

 そうだなぁ。

 大学について聞いてた、とか」


「まあ……。

 帝慶大はおすすめ?」


「勧めない。朋佳には合ってないと思う」


「じゃあ、一般的な大学生活について聞いてたことにする。

 ご飯食べながら、教えて」


 レストランで冷やし中華があって、でも温かいメニューもいいなぁ。

 なんか、今日は身体を冷やしてばかりな気がする。

 池に落ちて冷えて、風呂に入って、それから……、またシャワー浴びて。

 先生の口でのその……愛撫って言うの?

 それが最初はヒヤッてしてから、じんわり熱が伝わってきて……。そこだけ熱いのに、身体は肌は剥き出しで冷たい……。

 そんなことを脈絡もなく思い出してしまい、ひとりで赤くなってしまった。


「何思い出してんの」


 先生にうれしそうに言われて……。

 ちょっとムカつく。


 結局、私は温かいタンメンにした。野菜たっぷり。川上先生は冷やし中華にしてた。


読んで下さり、ありがとうございます。


今日は午後仕事で、これから出勤です。

夜の投稿はお休みしますので、どうぞよろしくお願いします。

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