25 結局
どうぞよろしくお願いします。
少しですが性的な話が出てきます。そのものについては書いてないのですが、後で、トモが生々しく思い出したりするところがあります。
苦手な方はスルーでお願いします。
「近く……、ラーメン屋が徒歩15分のところにある。それくらいしかないなぁ」
私はベッドに座っている先生の隣に腰掛けてスマホを覗き込む。
マップから探しているみたい。
「あー、本当だ。
けっこう遠いね。
ラーメンなら、ここのホテルのレストランでもいいんじゃない?」
「じゃあ、ここのレストランにするか……」
「そうですね。じゃあ」
私は立ち上がり、荷物の方に歩いて行こうとして、腰に抱きつかれ、先生の膝の上に抱え込まれる。
「……どこ行くんだよ」
「荷物を大部屋に戻しに!!
それに同じ部屋に一緒にいるのは…。
大部屋で着替えてくるので、ロビーにでも……」
「単独行動はダメなんだぞ」
「それは、生徒のことでしょ!」
「朋佳は生徒だろ」
「はい、生徒です。
先生は先生。
今はクラブ活動中ですから!
離して下さい」
「……寂しかった。
あのプラネタリウムから、もう半年以上、朋佳を抱いていない……」
身体がゾワっとした。
「だめです! 今はだめ!」
ベッドに引き倒されてしまい、いつもの強引なキス。
ここ……田中先生と川上先生が泊まっている部屋で……。
「やだ!」
学院の延長みたいに思えて、ここで、そんな……、嫌だ。
Tシャツに短パンだったこともあって、すぐに捲り上げられて、ずり下げられててしまう。
「んあ! こんなとこでヤダ!」
「最後までしないから……」
最後までって、何!?
最終的に……。
私はもう一度シャワーを浴びる羽目になった。
最後までしないというのは……、さすがに合宿には、その避妊がというか持ってきてなくて、そこまでの行為はできないという意味だったのだ。
でも、先生が私の手を……、その、自分の握らせるみたいにして、その上からさらに自分で握り込んで、私のお腹の上に……、その、出したのは、びっくりした。
これは最後までにはならないのか? 私は最後までじゃない?
ああ……、もう何やってんだ……。
全て片付けて、長ズボンとTシャツに着替えた。
そして、荷物を大部屋に戻したら、12時半を過ぎていた……。
川上先生がスマホを見て言った。
「横川、無事に特急に乗ったって。
麻岡と駅で食事して帰ってくるそうだ」
「……私達、何してたって聞かれたら、どうしよう……」
「服や靴を洗った後、話をしていたでいいんじゃないか?」
「何を?」
「そうだな。生物の繁殖行為について、とか?」
「ふざけないでよ……」
「ごめんごめん。
そうだなぁ。
大学について聞いてた、とか」
「まあ……。
帝慶大はおすすめ?」
「勧めない。朋佳には合ってないと思う」
「じゃあ、一般的な大学生活について聞いてたことにする。
ご飯食べながら、教えて」
レストランで冷やし中華があって、でも温かいメニューもいいなぁ。
なんか、今日は身体を冷やしてばかりな気がする。
池に落ちて冷えて、風呂に入って、それから……、またシャワー浴びて。
先生の口でのその……愛撫って言うの?
それが最初はヒヤッてしてから、じんわり熱が伝わってきて……。そこだけ熱いのに、身体は肌は剥き出しで冷たい……。
そんなことを脈絡もなく思い出してしまい、ひとりで赤くなってしまった。
「何思い出してんの」
先生にうれしそうに言われて……。
ちょっとムカつく。
結局、私は温かいタンメンにした。野菜たっぷり。川上先生は冷やし中華にしてた。
読んで下さり、ありがとうございます。
今日は午後仕事で、これから出勤です。
夜の投稿はお休みしますので、どうぞよろしくお願いします。




