表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私はずっと貴方の事が好きだった、その願いがやっと叶った事が私は嬉しかった。

作者: 七瀬





私はずっと貴方の事が好きだった、その願いがやっと叶った

事が私は嬉しかった。




高校からずっと好きだった男の子と私はやっと付き合えた。

彼とはずっとそれまで”友達だったの。”

私は彼の近くにいつも居たのに、”彼と付き合う事は叶わなかった。”



『“来週の日曜日、皆で飲みに行かない?”』

『俺はイイよ。』

『ワタシも行くわ。』

『おれも行くー!』

『私も行けると思う!』

『僕も行けるよ。』

『じゃあー決まりだな!』

『うん。』




最初は、皆で飲みに行く予定だった。

この仲間は? ”高校の時の仲が良い友達!”

なんでも話せる仲間よ。

私達が社会人になっても、ずっと仲が良く時間が合えば会っていた。

皆が同じ休みが取れる時は、小旅行にも行く事もあるのよ。



・・・でも? この日、飲みに行ったのは? ”私と彼だけだった。”

なかなか時間が皆取れず、何故なのか私と彼だけになってしまったの。



『“えぇ!? 皆来ないの?”』

『そうみたい!』

『“なんか初めてだよな、二人きりだけって!”』

『そうね。』

『まあ~二人でも楽しく飲むか!』

『うん。』





この時、”私は勇気を振り絞って彼に自分の心に締まっていた気持ちを

打ち明ける事に決めたの!”

そうしたら? ”彼からはこんな事を言われてしまう。”



『“ごめん、ずっと春亜の気持ち知らなかった、でもやっぱり今の関係の

方が俺達、イイと思うんだ!”』

『・・・ずっと友達の関係でいたいって事?』

『あぁ、うん、今の関係の方が楽だしな!』

『優二はそれでいいの?』

『うん?』

『“私は絶対に嫌! 私は優二が好きなの! 友達の関係のままなんて、

もう耐えられないわ。”』

『“俺にとって、春亜は大事な友達だよ、これからもその気持ちは

絶対に変わらない!”』

『・・・優二、』

『それは俺に彼女が出来ても変わらない! 春亜に何かあれば、彼女より

先に俺は春亜に絶対に会いに行く! 約束するよ。』

『・・・ううん、』





彼は私とずっと友達の関係でいたいと言った。

私は納得できなかったけど? 彼女より私を彼は優先してくれると

ハッキリ言ってくれたから、諦めるつもりでこの日までは想っていたのに。

彼は私との約束を簡単に破ったから、絶対に許さない!

そう私は誓ったわ!




私が彼に告白してから3か月後、”彼は新しい彼女を作ったの。”

私が彼にその日、どうしても会いたいと言ったら彼は会おうと言って

くれたのに、その日の夕方突然! 彼からやっぱり会えないと言われる。

そう、彼は彼女を優先したの。

”私より彼女を優先したのよ!”

だから私は彼への復讐の為に、”自殺したわ!”

そして彼を呪い殺そうと誓ったの!

私は彼に憑りつき、今は毎日彼と一緒に居るのよ。

私はずっと貴方の事が好きだった、その願いがやっと叶った

事が私は嬉しかった。

”だから私は、貴方からもう離れない!”

一生! 私は貴方の傍に居るわ。

”こんな女なんかに貴方を取られてたまるものですか!”

この優二かれは私だけのモノよ。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ