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城塞都市ケルニヒベルグ⑦

 二日目は城塞都市ケルニヒベルグ周辺を猛吹雪が襲い、行軍が困難であったため攻城戦は行われなかった。そして三日目は初日と同じ晴天に恵まれ、攻城戦二回目が発動した。初日同様朝早く城塞都市オストプロシアを出発する本隊より先、明け方に出発した先遣隊は何とも無残な姿となった城塞都市ケルニヒベルグを目にしていた。初日に街全体に広がった炎は吹雪を物ともせず燃え広がったようで、可燃物の全てを嘗め尽くした後ようやく鎮火した様だ。先日まで廃墟とは言え内部には昔の面影を残していた城塞都市ケルニヒベルグ、一部石造りの建物を除いてすべてが燃え墜ちていた。そして石造りの建物だけが雪を頂いた白い雪山になっており、辺りはほとんど雪原と化していた。猪頭鬼(オーク)を含め生き物の姿は無かった。呆然と立ち尽くす先遣隊に本体が追い付き、戦闘司令官は攻城戦の終結を宣言、残敵の捜索となにより戦いに倒れた兵士たちの回収を命じた。人類はこの戦いに勝利し、この日は城塞都市ケルニヒベルグから猪頭鬼(オーク)を追い払った記念日となった。

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