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城塞都市ケルニヒベルグ⑤

 もともと軍議では建物一軒一軒に燃える水差しにて火をかけながら、城塞都市ケルニヒベルグ内に潜伏する猪頭鬼(オーク)たちをしらみつぶしにする作戦だった。先ほどから行っているように。しかし太陽がその南中を過ぎたころになって、冬の乾いた風が壊れた城門を抜けて、兵士の背中に吹きつけるようになると事態は大きく変わった。空っ風は城塞都市ケルニヒベルグの入り口から中央に向けて激しく吹き付けた。入口周辺の街を焼いていた炎はその火の粉を中心街へと撒き散らし始めた。その燃え広がり方にしばし唖然とする兵士たち。城塞都市ケルニヒベルグには兵士たちが侵入した城門跡以外の出入り口はない。身体能力に長けた猪頭鬼(オーク)達でも、元は猪頭鬼(オーク)の侵入を阻止するために作られた城壁を越えることは出来ない。風向きが人間に味方した中、炎はケルニヒベルグの崩れた街並みと猪頭鬼(オーク)たちを焼き尽くさんとばかりにその猛威を振るい始めた。

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