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城塞都市ケルニヒベルグ②

 城塞都市オストプロシアを朝早く出陣した兵士たち、明け方に気温が下がり雪が凍っていたためその行軍は順調であった。雪を凍てつかせた寒さに震える体を除けば。攻略戦再開初日は天候に恵まれ、視界も良好であった。先遣隊が猪頭鬼(オーク)の襲撃を警戒しながらでの道中ではあったが、先を行く彼らも猪頭鬼(オーク)の襲撃を受けることなく、後続部隊を誘導した。そして全部隊が無事城塞都市ケルニヒベルグ城門前に集結した。城門前とは言うものの、門を閉ざすは城門猪頭鬼(オーク)に破壊されており、巨大な街の入り口だけが存在した。やはり猪頭鬼(オーク)の攻撃は無い。いつものように木柵(パリセード)を城門手前に組み、弓兵や『爆炎術死』たちがその後ろに待機する。いつもと違うのは木柵の後ろ側で長い槍を構える兵士の列は二列のみ。その他の兵は城内戦用の短い槍を持ち、長い槍で木柵を守る兵士たちの後ろで合図を待っていた。作戦司令官の合図でゲオルグではない、ベテランの『爆炎術師』が祝詞を唱え始める。


ドゥン


 城塞都市ケルニヒベルグが猪頭鬼(オーク)の手に落ちてから初めて、その城内への攻撃が為された。街の入り口からは爆風とそれに飛ばされた木片が吐き出されたが、やはり猪頭鬼(オーク)は出てこない。


「間違いない、猪頭鬼(オーク)は怯えている。いまこそ城内へ討ち入るぞ。」


 先遣隊の隊長を務める将校が叫んだ。そのやや芝居がかった叫びを合図に先遣隊は城塞都市ケルニヒベルグに足を踏み入れた。


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