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管理画面

 管理画面にはモードが二つある。

 まずは名簿モード。

 配下の種族がずらっとならんでいて、念じれば種族の説明が表示される。ステータスなども簡易表示だがだいたいどの範囲かわかるようになっているし、種族が共通してもっている特性もリストされている。人間なら長距離移動適性、アルカロイド耐性などだ。

 種族ごとの所属配下はそこからリストを開くことができる。

 名前、簡易ステータス、抽象化した忠誠度(これも詳細な数字が用意されている)、生者から幽霊までの状態表示。ほかに「恩恵」という表示があって、俺の持つ耐性や使えないものをふくむ特殊能力、微妙なステータスボーナスが割り当てられている。忠誠を失って配下を離れたとき、忠誠がさらに上がった時にどうなるかは興味がわくが、今は確かめられない。

 配下を全部表示するといずれ大変なことになるのでフィルタをかけることができる。

 種族には樫鬼や小鬼、人間といった会話可能な者たちだけがあるのかと思ったら、植物や小動物まで入っている。名前がないのでリストを見ると種族名に番号をつけたのがずらっと並んでいた。これも種族の特徴、召喚可能な個体の形質的特徴などがはいっている。召喚したものだけでなく、そこから繁殖したものも配下として入っていた。自然のものと交配しようと関係がない。

 もし、他の魔王の配下と交配したらどうなるか知りたいものだが、一番近くの魔物の王は小動物には関心がないようだ。

 このリスト、今時点でも全部表示すると膨大なものになる。主に植物、小動物のおかげだ。

 それからそれらの配下の所在を示す地図モード。

 これが本来の用途以上に価値のあるものだった。

 簡単に言えばオートマッピング。壁に一生懸命書いてたのがばからしくなるくらいのものだった。

 第二フェーズとはよく言ったもので、配下の知ってる範囲が全部記載されている。地名は彼らの知識に基づくので、記入されていないものも多かったが。

 そこに配下のいまいる位置が表示されるわけだが、これもフィルタが存在している。でないと植物や小動物の繁殖分で埋め尽くされてしまうだろう。

 いやこれ有能すぎないか。ここの部分は確か、駄女神が別の神の助けをえて実装したもので

「配下の場所がわかるようにしたから」

 としか説明してもらえなかったやつだ。彼女ではなくヘルプの神のおかげなんだろうな。

 この地図で見ると、小動物たちの分布は最初の廃村近辺からかなり広がっているが、台地のへりできれいに途絶えている。崖がのぼれないのか、登ったら処分されているのかわからない。

 それから自分自身の変化。

 ステータスに二種類の変化があった。一つは簡易表示の値で1から2あがるという大幅アップ。詳細をざっと見たところ、やや腹筋に偏っているがまんべんなく筋力があがり、内臓も強化されているようだ。

 これで人間の通常値のほぼ上限に達しているが、つまりまだちょっと丈夫な人間なみということだ。

 これに加えて横にプラスの記号がありここに1~2の数字が入っている。プラスは詳細のほうにもあって、こちらは見ていると微妙に増減するなど変化が続いている。おそらく、忠誠心のパラメータによるものなのだろう。彼らの心をつかめばかなりのブーストを得られるのかもしれない。

 これだけの変化があれば、外見にも影響がでるのだろうと思ったがその通りだった。着ているものがはじけるほどではないが、あちこち筋肉質になっている。筋肉に関係はないが、額の真ん中が少し盛り上がってコブになっているのが気になった。角でも生えてくるんだろうか。魔王としてレベルを進めると異形化するとしてもおかしいわけではない。

 それと、魔力が結構ふえた。ステータスもかなりあがったし、レベルを3にあげることにする。おそらくあと二人は召喚できるようになるだろう。

 その前に、テラオ村長の約束したものを受け取りに行ったほうがよさそうだ。

 遺物と、墓だ。

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