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8話

8話



顔に何かザラザラしたものが押し当てられている事に驚いて、目を覚ました。


「朝ですよ、御主人」


どうやらザラザラの正体はノワールの舌だったらしい。


「ノワールおはよう」


「おはようございます、御主人」


上を見れば太陽が少し明るくなり始めている。

消えた時と逆でだんだん明るくなっていくようだ。


そういえば暗視を使うのを忘れていた。今夜は忘れず実験しないといけないな。



それにしても、実際1日は何時間なんだろう?

太陽が消えてから出てくるまで大体8時間くらいだった。


とりあえず時計の針を0時に合わせた。これなら明るい時間がおおよそ何時間かわかるはずだ。


もう少し明るくなるまでステータスを見ることにする。



[名前] マキト=アズマ

[種族] ヒューマン

[レベル] 5

[取得経験値] 102  

[次のレベル] 経験値48でレベルアップ


[装備ジョブ] テイマー 製作士 ライダー 魔法師【トリプル】 ニンジャ


[入手ジョブ] 下位  狩人☆3 シーフ☆3 サーチャー☆3 錬金師☆3 武器職人☆3 防具職人☆3 装飾職人☆3 薬調合師☆3 魔具職人☆3 モンスターテイマー☆3 火魔法師☆3 水魔法師☆3 光魔法師☆3 鑑定師☆3

     

       上位  なし


     ユニーク テイマー 製作士 ライダー 魔法師【トリプル】 ニンジャ 


[能力値] HP180/180 MP190/190 STR32(32) INT38(38) VIT38(38) MEN32(32) DEX32(32) AGI32(32)

 


[ステータスポイント] 75ポイント



[スキル] 生活魔法 共通言語 マスターテイム 魔物語翻訳 念話 武器作成 防具作成 装飾作成 魔道具作成 練金 道具作成 薬調合 鑑定 解体 火魔法 水魔法 光魔法 ライドマスター 探索 気配感知 気配隠蔽 暗視 罠解除 地図 毒耐性 沈着冷静 STR+1% VIT+1% DEX+1% INT+1% MEN+1% AGI+1%



[作成リスト] 下位武器 下位防具 下位装飾 下位薬品 下位魔道具 下位金属 道具


[テイミングモンスター]

ノワール




昨日能力値を上げてから初めてステータスを見たが、またレベルが上がっている。


そういえばノワールが威圧でモンスターを倒したとか言っていた気がするな。

結構たくさん倒していたんだろうか?


こんな簡単にレベルが上がっていいのかという疑問はあるが、上がってしまったものは仕方ない。


手に入ったポイントを能力値に割り振っておく。


[能力値] HP225/225 MP240/240 STR41(41) INT48(48) VIT48(48) MEN41(41) DEX41(41) AGI41(41)


こんな所だな。

最初と比べて少しは強くなったのか?


まあレベル5に過度な期待をしてもしょうがないけどな。



さあ、そろそろ動き始めよう。


まずは作成リストから調べるか。

それが終わったら、周辺の調査と食糧探しをしよう。


まずは作成リストの詳細から見てみよう。


下位武器……木製の武器、G~Dランクモンスター素材の武器のレシピ 

      レベルが規定値に達すると新たなレシピを得る

下位防具……木製の防具、G~Dランクモンスター素材の防具のレシピ 

      レベルが規定値に達すると新たなレシピを得る

下位装飾……木製の装飾具、G~Dランクモンスター素材の装飾具のレシピ

      レベルが規定値に達すると新たなレシピを得る

下位薬品……各種下級薬のレシピ G~Dランクの薬のレシピ

下位魔道具……下級魔道具のレシピ G~Dランクの魔道具のレシピ

下位金属……銅の精製 レベルが規定値に達すると新たなレシピを得る

道具……色々な道具のレシピ



なるほどね。素材さえあれば色々な物が作れるようだ。

リストは素材があってすぐに作れるものが黒字で表示され、作れないものは白字で表示されるようだ。

今持っている素材で作れるのは、甲殻の鎧等の甲殻を使った防具と装飾具が数種類、あと聖獣の抜け毛を使ったポーチくらいだ。

それとポーチと魔石があれば、魔道具のアイテムポーチも作れるようだ。


荷物を入れる袋が欲しかったので、聖獣の抜け毛でポーチを作ってみることにした。

どうやらポーチを作る場合は、使う毛の量によって完成するポーチの大きさが変わるらしい。


聖獣の抜け毛が1つだとポーチ(小)、聖獣の抜け毛が2つだとポーチ(中)、このような感じになるらしい。


とりあえず試しに聖獣の抜け毛1つを使ってみる。


ポーチ作成と念じる。


[名前] ポーチ(小)

[ランク] B

[詳細] 聖獣の毛で作られた袋


出来た。高級な巾着袋って感じだ。


アイテムポーチの方がポーチ(小)より便利なようなので、ポーチ(小)とジャイアントシュリンプの魔石で作ってみることにした。


[名前] アイテムポーチ

[ランク] D

[詳細] 

持ち物を異空間に収納できる袋。

80種類のアイテムを収納可能。一種類につき80個収納できる。

アイテムに触れて収納と念じることで袋の中に収納される。

アイテムを取り出したい時は(出したいアイテム名)出ろと念じればいい。

アイテムポーチに入っている間はアイテムが劣化することはない。

所有者を設定と念じることで所有者を設定できる。

この設定は所有者が所有者設定を解除と念じるか死ぬかしないと解除されない

所有者以外の使用はできない。所有者から5メル以上離れると勝手に所有者の手元に転移する。



Dランクでこんなに性能いいのか!すごいな。

でも使ったアイテムがBランクだから損した感じも少しする。


魔石はFランクだったんだよな。

そうなるとBランクの袋とFランクの魔石で作ったから間をとってDランクなのかな?

BランクのポーチとBランクの魔石ならBランクのアイテムポーチが作れるかもしれない。

できれば同じランクのアイテム同士を材料にした方がいいな。


2つアイテムを作っただけで100もMPを消費してしまった。

何があるか分からないから、今日はこれ以上作成スキルでMPを消費するのは避けた方がいいだろう。


作ったアイテムポーチに所有者設定をして持ち物を出し入れしてみた。

出し入れ簡単だ。物を入れても重くならない。

リュックサックやその中身も収納できた。この世界のアイテムじゃなくても入れることができるようだ。


何を入れたか忘れたらどうするんだ。と一瞬思った。

だが全然心配いらなかった。いつの間にかステータスにアイテムポーチの欄が増えていたからだ。



[テイミングモンスター]

ノワール


[アイテムポーチ]

アイテムポーチ1



アイテムポーチ1を選択すると中に入っているアイテムがすべて表示された。

しかも選択されたアイテムポーチはうっすらと光るようだ。

これなら複数のアイテムポーチを持っていてもわかりやすい。親切設計だ。


持ち物すべてをアイテムポーチに入れた。

近くにある物も色々入れて見た。

小石や昨日ノワールが倒した普通の木は入った。

砂や水はそのままでは入れられなかった、だけどビニール袋に入った状態だと入れることができた。

ついでに普通の木を解体したら、普通の木材になった。


アイテムをたくさん持ち運べるようになったので食料集めが楽になるな。



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