第五話「天才と最高の魔術師」
どうしようもないくらい時間がかかりました!
拝啓 お母様
前回間違えて"背景"と書いてしまった愚息です
お母様もご存知の通り私は感じがとても苦手でございます、どれくらいかと言いますとちょっとしたミスがあったとはいえ小学生時代に感じテストで0点をとってしまった程でございます。どうやったら数漢字の二を三と書いてしまうことが出来るのでしょうか?自分でも分かりません。
さてお母様、最近はとても比較的ノンビリと過ごしています。
なぜならば先日お会いしたあの懐かしいお方との再会の時に大怪我を負ってしまったので入院中なのでございます。なんでも体中の骨が折れていて絶対安静なのだとか。
しかしここはファンタジーです。
神術の力でなんと一ヶ月で完治してしまうのだそうでございます。
ただその神術を掛けてくださる方が神官の方なのですが、その方が私を見ながら「俺が掛けてた5万Bどうしてくれるねん」と耳元で囁いてくるのです。私としては知ったこっちゃ無いのですが向こうは私をまるで親の仇のように睨んできます。
それではまたいつの日か会えることを祈って
追伸 最近師匠が私を見る目が怖いです。
「ここに来るのは久しぶりね」
ジュリアは立っていた。
立っている場所はかつての師匠の家の前。玄関は高さ3メートル、禍々しい装飾がなされていてその風貌はまさしく魔王の居城・魔女の館。だがそこに住んでいる人物はそんなものじゃない、そんな優しいモノじゃない。
物量を盾に真正面から大軍勢で突撃を仕掛けてきたり、魔法を使って少々小細工をするような可愛いモノではなく。
必要であれば味方すらも炎で焼き。敵には一欠けらの情けも無く、むしろ味方にすら容赦はなく。ただ淡々と魔法を繰り出し味方を貫き敵を焼き、弟子にはそれを見せて記録を撮らせその様子を眺めている。
歴史の中に度々登場し、ある時は英雄を助け、またある時は住んでいた国を焼き滅ぼした。
彼は生きているだけで伝説であり続ける。
彼の弟子たちは逃げ出すか彼を止めようと彼を攻撃した。
逃げ出したものはその後二度と彼に会うことは出来ず、攻撃したものはその後その姿を見たものはいなかった。
そんな彼の弟子は今となっては残り一人。
その一人が彼の全てを受け継げる存在。
魔法と言うのは一子相伝の技術。
「という噂が流れているらしいんだけどどう思う?ジュリア」
「この屋敷の怪しさから来ているだけでしょう、さっさとリフォームしなさいよリフォーム」
「えぇーこういうのって憧れない?」
「知らないし知りたくもない」
あの禍々しい雰囲気を醸し出していた門からは想像も出来ないような煌びやかな客間でジュリアは一人の少年と話をしていた
ジュリアは屋敷に勝手に入り込むとドカドカと足音立てながら進入、そのまま客間まで来て言った最初の言葉は「お茶くらいだしなさいよ」というそこの部屋にいた屋敷の主の度肝を抜くものだった
「まったく、こう礼儀知らずに育つとは思わなかったよ。そんな風にそだてた覚えはないのだけどもねぇ」
「知らないの?貴方の育て方だとこうなるわ」
「それは僕の知識不足だったね」
「本当にね、もっと勉強しなさいよ。あぁそうだ……」
「ん?なんだい?」
「久しぶりね師匠」
その言葉に師匠といわれた少年は無言で微笑んで答えた。
「それにしてもどうしたんだい?急に訪ねてくるなんて。今までそんな事一回も無かったのに」
「決まってるじゃない、理由があるの」
ジュリアは師匠である少年に視線を向けると睨みつけるような目で
「貴方の技術を下さい」
「嫌だ」
魔法技術というのは一子相伝の秘術である。
最近では基礎的な部分は弟子に公開している部分も有るのだが、専門的な……各派閥や家で行われている魔術研究は秘匿されるべきものであり、それを持つということは実質的な後取りということなのだ。
つまり国最強の魔術師と呼ばれるネーバルウィッチからそれを受け取るということは、その彼の今の地位もそのまま受け継ぐことに他ならないのだ。
「ケチ」
「ケチとかそういう問題じゃないでしょうに」
実際にはこのように穏やかなというよりは完全に弟子が師匠を舐めいるようなやり取りは行われない。
少しでも取り入ろうとこびへつらうものなのだが。
「良いじゃない、私以外に弟子なんて一人もいないんだから」
ジュリアには競争相手となる兄弟子がいないのだ。
元々は結構な人数の弟子を取っていたのだが、その余りに高度な魔法理論と辛すぎる実地訓練により殆どが行程の半分も終らせることが出来ずに脱走してしまう、もしくは自信をなくしてどこかに引き篭もってしまうかのどちらかだった。
つまり噂の真相というのは、彼が彼に反抗したものを消すのではなく自分から消えていくのであり、逃げ出したものは自分から会うことを拒否するのである。
しかしいつからかその事実は捻じ曲がりまるで血も涙も無い悪魔のような人物としてこの国の人々に認識されてしまったのだ。
「そういう問題じゃないよ。君にはまだまだ早過ぎるってだけさ」
「このまま渋ってたらいつまでたっても後継者なんて見付かりませんよ?ぽっくり逝く前にさっさと教えてください」
「こんな美少年を捕まえてそんな風に言わないで欲しいね」
「何百年生きた口がそんな事をほざきますか?」
「年齢なんて15を過ぎた辺りから数えてないよ」
「早いわ!」
歴史の中に何度も現れてはその才能を時の王の為に使ってきた彼。
少年のように見えるその身体ももっとも古い書物から考えてみてもすでに500は超えている。
しかしその時にはすでにその称号をもてるほどの実力を有していた事からその時にはすでに数百は超えているのでは言われている。
しかし歴史に現れるたびに彼は姿を変えていた。
ある時は美少年。
ある時は老練な魔術師。
ある時は平凡な青年。
ある時は美女だとさえも綴られている。
別人かといわれもしたが、その性格ややり方、さらにはその技術は進歩することはあっても交代することは無かった。
しかも彼は自らの性別を明言した事は無い。
今でも美少年の様ではあるが、少し見方を変えれば彼は美少女でも通る。
そして彼の名前が出てきたことも無い。
彼が名乗るのはいつでもその称号、ネーバルウィッチだけであった。
「騎士団入団試験を受けれるみたいじゃないか、おめでとう」
「ありがとう。というわけでここまでこれたお祝いに何かよこしなさいよ」
「じゃあ師匠からの熱い接吻を……」
「気持ち悪いから近寄るな変態。そんなんだからいつまでたっても彼女の一人も出来ないのよ」
「ガフッ!」
実は彼、今までに妻をとったなどのそういった話が一度も出てきていないのだ。
実はそこに真実が隠されているのでは?と考えた学者達が一生を童貞で過ごすというなんとも空しいというよりは悲しい実験を繰り返し、そしていくつもの流派が潰えるという悲しい事件がたびたび起こったりもしている
「だから何度も言っているじゃないか。僕には心に決めたたった一人の女性がいるからその人以外を好きになるつもりは欠片も無いんだって!」
「その結果、余りに内気だった10代だった為にその好き合っていた女性を魔法の研究に勤しんでいる間に寝取られて、さらに研究に打ち込んでいたら30代をとっくの昔に通り越していてどうにか若返りの魔法を見つけたと思ったら今度は最高の魔術師なんていうオモッ苦しい肩書きを手に入れてしまったが為に皆が自分の事を畏怖してしまい近付いてくる女性がいなかったっていう馬鹿みたいな本当の話ってやつでしょう?」
「……嘘みたいな本当の話ね?っていうか普通そこまで師匠の事を罵倒するか!?普通だったらもう破門だよ!?破門!!」
「知らないわよ。どこまでいってもただの童貞魔術師の癖にいきがってるんじゃないわよ。子供の一人もこさえようとしないで暢気に一人で研究をしている引きこもりの魔術師さん?」
その言葉が留めになったのか最高の魔術師は膝を抱えて部屋の片隅で蹲ってしまった。
おそらく彼とここまで同等かそれ以上の態度で接することの出来るのはジュリアしかいないだろう。
「もう、しょうがないわね!ほら、もう数百歳の爺がそうやっていじけてるってだけで気持ち悪いんだからさっさと戻ってきなさいよ」
「もう少し慰めようって心遣いをしようよ」
「嫌よ。なんでこんな糞爺なんかに優しくしなくちゃならないのよ?私は外見じゃなくて内側で判断するすばらしい人間なんだから」
「心はいつでも10代さ☆」
「黙れキモ少年糞爺風」
ジュリアの鋭い罵倒が最高の魔術師という歴史の偉人の心を抉っていく。
そしておまけとばかりに粉々に砕いていった。
「さてお遊びはこれくらいにして本題に入ろうか」
「その前にその涙を拭きなさいよ、男の涙なんか見てもなんとも思わないんだから。師匠の涙なんて嫌悪の対象ではあるけれど」
「……誰がお前に魔法を教えるもんか」
「拗ねないでよ面倒臭い」
「……さて、何を教えて欲しいんだね?」
なにやら諦めたような顔でジュリアを見つつネーバルウィッチはそう言った。
「今までみたいな一点集中型の威力重視じゃなくて、範囲殲滅型を教えて」
「何故だい?確か二人組での出場だよね?だったらそんなのを使えば味方ごと吹き飛ばす事になる。それはスマートとは言えない勝利だよ」
範囲殲滅魔法と言うのは指定した範囲内にある物体に対して何らかの影響を与える事により倒すものを言う。
その範囲内にいるものには敵味方を関係なく影響を与えるためにこういった戦闘には向かないのだ。
「うるさいわね。だから倒せなくても良いのよ。威力は低くて構わないから出来るだけ派手で、相手に威圧感を与えられるだけで良いのよ。魔力の消費も出来る限り少ないのが望ましいわね」
「なるほど。今回の敵はアイツとなるだろう。だからこその魔法」
己の肉体と一本の剣だけでその地位に上り詰めた剣女帝リア。
彼女のを倒すには火球などの直線的な攻撃では簡単に避けられてしまう、だからこその範囲魔法。
そして範囲魔法の使い道はそれだけでないことをこの魔術師は知っている
最高の魔術師と呼ばれる少年は席を立った。
そしてニヤリと笑いながらその称号に相応しい威圧感を纏いジュリアを見る。
そこには視線だけでドラゴンを殺せるかのような鋭いものが含まれている。
「よかろう。覚悟があるなら命を差し出せ。相応のものをやろう」
弟子の成長を喜びながら彼はそう言った。
いつの日か自分と同じ場所に手をかけるであろうことを思いながら。
「おぉぉらぁぁ!」
カーンという甲高い音が辺りに鳴り響いた。
そしてそれに合わせて割れる一本の薪。
武は息をはいて額にうっすらと浮かんでいる汗を服の袖で拭うとまた一本の薪を台の代わりにしている切り株の上にのせた。
そしてその手にもった斧を振り上げると気合の声と共にそれを薪の丁度真ん中に叩き付ける。
これを始めた頃にはその切っ先が何度もぶれて左右が均等になる事は無かった、しかし今ではこのように軸がぶれることなくその芯を捕らえている。
「女将さーん!薪割り終わったよー!」
「お疲れさーん!今日はもう良いよー!」
武が宿に呼びかけると女将から声が返ってきた。
その声を聞くと武は今度は近くの木に立て掛けていた剣を手に取りその握り心地を確かめると素振りを始めた。
怪我をしてから二週間。
その間にどこからか聞きつけたのかジュリアが見舞いに来たり、アンが目をキラキラさせながら料理を食べさせてくれたり(聞いた話によると賭けでかなりの儲けを出したらしい)、師匠が動けない武に対して……
まぁそんな感じに平和な時間を過ごしていた。平和だって言ったら平和なんだい!
そして二週間を過ぎた頃には動いても別段問題は無くなった。
脅威的な回復速度なのだがそれもこれもジュリアとアンが神官を呼んで神術をかけてくれていたかららしい。
どれほどお金がかかったかは知らないがかなり高額な事には間違いは無いだろう。
「300!って、あぁー疲れたー」
激しい運動は禁止されているために今の武にできるのは少しでも体を元に近づけるのと今までの筋力を落とさないようにする事であった。
そして武はそれが終ると体を拭いてバイト先である飲食店に向かいウェイターのような事や皿洗いをして過ごす。
最近では簡単な料理くらいは作らせてもらえるようになった。
そして試験に受かった事を聞きつけた住民が彼を見に来るために今では店では重要な人物として扱われていたりもする。
一ヶ月はそうしているだけで過ぎていった。
一月もすると神官から許可が出た、そしてそれを一番に伝えたのはジュリアではなく師匠だった。
そして今、武はあの一週間地獄を味わった場所に再び立っていた。
そしてその前には師匠の姿。
「来たか。ジュリアには伝えたのか?」
「いえ」
「何故だ、仲間だろう?」
「仲間だからです」
武は剣を鞘から抜くとそれを正面に構える、その切っ先を師匠に向けてあのドラゴンを髣髴とさせる気配を真正面から受け止めて睨みつける。
「ジュリアは勝つために戦っている、一度だけ彼女は見舞いに来てくれました。そしたら隈を作っていたんですよ。そこまでして勝ちたくて、そこまでして騎士団に入りたいんです。そしてそれ以来彼女は一度も来なかった、それは僕を信用しているって事です。だったら僕はその信頼に応えなきゃならない」
その目に迷いは無く、いつかの様に恐怖も無い。
「一分一秒も無駄には出来ないんです。だから……行きます!」
ガンッという音をたててぶつかり合う剣と剣。
そのまま押し切ろうと足を踏ん張って力を込める。
「俺、今回でやっとわかったんだ。自分がどれくらい役立たずかって!」
しかしそんなものは関係ないとばかりに武は力負けをして逆に振り抜かれ後ろに吹き飛ばされる。
「ドラゴン相手に一回も攻撃することが出来なかった。傷をつけることすら出来ずに結局ジュリアまかせで二人とも倒れた!」
今までの人生であればしょうがないと笑い飛ばせた、生きてるんだから良いじゃないかと。
しかし今ではもう違う、このままじゃダメなのだと武は初めて思えた。
「だから……もっと強くなりたいんです!」
体勢を直しすぐに師匠に切りかかる。
今まではどこか腰が引けていて自分から仕掛けることが無く、ただただ受身に回っていた少年が、自分で自分の価値を決めて殻に閉じこもっていた少年が初めて言った自分の意思。
ただ貪欲に自分自身の目的のために捨て身になる、それがどれほど美しい事だろうか。
「来い、タケル」
そのような美しい姿を見せられて黙ってみていられるほどこの男は冷めてはいなかった。
この時初めて本当に弟子と認めたのかもしれない。
自分の思いの全てをのせて剣を振るう少年とそれを正面から受け止める師匠。
その剣戟の応酬は熾烈を極め、もはや修行と呼ぶことをはばかれるような芸術として完成したものだった。
そして結果はいつも通り師匠の勝利で終わる。
しかし武の顔は青くなりながらも輝きを失っておらず、それどころか今からでももう一戦できるかのような気迫に包まれていた。
「タケルよ、お前には才能がある」
しかし気迫だけで息は乱れて声を発するだけの力は残っていなかった。武は目だけを動かして師匠を見る。
「それは剣の才能ではない。お前の剣の才能は一般人レベルだ、あの騎士団の女帝には到底及ばないだろう」
突如告げられた勧告に武は顔を顰めた。そして改めて自分が目指している壁の厚さと高さに驚嘆した。
「しかしその才能はアイツすらも上回る可能性を秘めている」
その言葉に驚き師匠を見る。
「お前は『なんとなく』でことごとく私の攻撃を避けていたな?それは才能だ、しかもその程度で私の剣を避け続けるなどほぼ無理だ。しかしお前はそれが出来る。お前の危険感知はもう感知などというものではなく『予知』と言っても過言ではないレベルに達している。恐らく自分の体勢・筋肉の動き・雰囲気・相手の体勢・相手の筋肉の動き・音などの五感から得られる情報を全てから予測しているのだろう、それも無意識にだ。しかも防御に徹するお前の戦闘方針を考えるとその防御を抜けるのは至難の技だ」
どこにどのような角度で剣が来るのかが分かっていれば防ぐ事は出来る。その通り道にこちらの盾を置いておけば良いのだ。
「しかしそれは完璧ではない。先ほど私がしたように力でその防御ごとなぎ払ってしまえば関係無いからな。そしてもう一つ、お前が反応できない速度での攻撃だった場合にはいくら予知していようとその剣筋に剣を置いて置けなければ意味ない」
来ると分かっていても防げない攻撃。
例えば小回りのきくナイフなどの武器、大剣などの重さで押しつぶしてくるような武器。
そのどちらもが武の天敵となりえる武器だった。
「そしてアイツが得意としている武器は細剣と呼ばれる細身の剣。頑丈さは無いが速さに特化した剣はまるで竜巻のようだと言われている」
もしそうだとしたら今回の戦いは防御に徹して少しでも時間を稼ぐか自分で相手を叩き潰すかの二択。長期戦になればなるほどその速さに振り回されてこちらが不利になっていくのは目に見えている。
「だからその対策として明日からは私もそう言った速さ重視の剣を使う」
「え?」
「安心しろ、私もそちらの方が本職なのだ」
どうやら今まで手加減されていたようだ。
その事に少し唖然とした後、武は立ち上がった。
「ありがとうございました」
そして一礼すると去っていく。
それを師匠は見送った、あたりはもう暗くなり始めていて明かりの無いこの辺りはもう闇に包まれようとしていた。
「覗きとは趣味が悪くなったな、弟子よ」
「失礼、少し私には眩しかったものですから師匠」
いつからそこに居たのか騎士団の一人、リアが立っていた。
「もうお前に師匠と呼ばれる事は無いと言ったはずだがな」
「それでも貴方は私の師匠ですよ」
リアはまっすぐに男を見る。
その唇には微笑みを浮かべて。
「天才、ジュリア=マクベルン。学園始って以来の逸材。彼女の事を少し聞きたいと思ってきたのですが……教えてくださいませんよね?」
「自分の雇い主の事をそう簡単に話したりは出来んよ。それよりもお前こそコソコソと対戦相手の事を調べようなどとしおって」
「相手を知り、己を知れば百戦危うからず、騎士団で千戦から学んだ事です。そして私はどんな相手でも手加減はしませんよ。あぁ安心してください、流石にそちらの作戦や訓練内容は聞かないように少年が去るまでは聞かないようにしていましたから」
「そうか」
男はそれだけ言い残すとそのまま闇の中に消えていった。
「全く、師匠様はどうやら今の弟子に御執心のようね。まさか私に挑んでこようとするなんて」
次回予告
「あぁ……地獄って……現世にあったんだ……」
「こんなん分かるかー!」
「「こんな事も出来んのか、不出来な弟子だ」」
修行は続くどこまでも
なんだかシリアスが無くなってほのぼのとした空気(予定)
ノーブルパーソン第6話
「地獄の訓練&ちょっと一休み」
普通の少年の異世界譚
「ちょっと神殿からの依頼を受けてみない?」
最近ピクシブを始めました!
アドバイスくれる方募集!
マイピクも大募集!
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