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第六話<祝杯と出会い>

佐藤涼さとう りょうは事故で意識を失い、目を覚ますと少年カールとして異世界に転生した。最初は驚いていたカールだが、今後はこの世界で精一杯生きようと決意した。


カールは自分の異常なステータスを隠蔽魔法で隠すことに成功し、家族との夕食を迎えた。食事中、アリアナがカールのステータスを確認し、「女神の加護」がついていることに驚きながらも、家族全員がそのことを喜んでくれた。カールはその後、父エリックに魔法の使い方を教えてくれる師を頼むことにし、エリックはそれを了承。魔法の師がやってくることになり、数日後、待望の師が屋敷に到着する。しかし、カールが驚いたのは、その師がなんと自分と同じ年頃の女の子だったことだった。

カール「ふぅ、なんとかなった。」


--よくわからないスキルだけど、まぁ使い続ければそのうち使い方もわかるだろ


そんなことを考えながら、僕は夕食を食べに食堂へ向かった。

食堂に着くと、エリック、エリザ、アリアナ、カルラ、エレニア、アリエラがすでに着席していた。これから僕は この人たちにステータスを見せることになるのだ。隠蔽の魔法で隠しているとはいえバレるかもしれない、そう思うと僕の心はさらに張り詰めた。しかしこのまま見せないのはやはりまずい気がして、僕は席についた。


エリック「よし、みんな揃ったな。それじゃぁカールの儀式成功を祝して、乾杯!!」


エリックが乾杯をして今日の夕食が始まった。今日は僕の記念日ということもあり、いつもよりも豪華に、それも僕の好きなものを中心に料理が振る舞われた。


アリアナ「ねぇ、カールちゃん。ステータスはもう確認したの?」


アリアナがそういうと、エレニア姉さんの顔がこわばっているように見えた。しかし同時に、家族全員が僕のステータスを知りたがっているように見えた。


カール「いいえ、まだです。」


アリアナ「そうなの?じゃぁ見てみましょうか。」


エレニア姉さんの顔がさらに険しくなった。


カール「“ステータス・オープン”」


アリアナ「あらすごい!女神の加護が4もついているじゃない!」


--よし、成功だ。


カイル「本当ですか!?」


アリアナ「ええ。カイルちゃんも見て見るといいわ。それにみんなも。」


みんなが俺のステータスを見るために集まってきている中、エレニア姉さんのこわばっていた顔がいつもの優しい穏やかな顔に戻っていた。そしてみんなは僕のステータスを見てすごく褒めてくれた。僕が努力をして手に入れたわけでもないのに、なぜか心がとても暖かくなった。

そうやって夕食を食べ終えた僕はエリックに相談をした。


カール「父上。お話ししたいことがございます。」


エリック「なんだい?カール。」


カール「はい。実は私は以前から魔法についてとても興味がありました。そして儀式も終えて魔法を使うための準備は整いましたが、私は魔法の使い方や発動方法がわかりません。」


エリック「つまり、魔法を教えてくれる師が必要なんだな?」


カール「はい。お願いできないでしょうか?」


エリック「いいだろう。」


カール「ありがとうございます。」


エリック「ただし、だ。魔法以外の勉強もしっかりするんだぞ?」


カール「はい!ありがとうございます!」


こうして僕はエリックにお願いして魔法の師を得ることができた。多分。まだきていないので確実とはいえないが、おそらくきてくれるだろう。そんなことを思いながら、カールは自室に戻り、眠りについた。


〜<数日後>〜

とうとうこの日がやってきた。


エリック「カール!」


カール「はーい!」


そう、魔法の師が見つかったのだ。そして今日から僕の専属家庭教師として魔法を教えてくれるのだ。


--どんな人がきてくれるのかな?楽しみだなぁ。


そう思っていると、一台の馬車が屋敷へ入ってきた。その馬車は屋敷の前まで来ると、ゆっくりと止まり御者の人が馬車のドアを開けると、中から人が降りてきた。それを見て僕はとても驚いた。降りてきたのは僕と同じ年頃の女の子だったのだ。

こんにちは、もしくは初めまして。Charlieです。この度は私の小説を読んでいただき、ありがとうございました。小説を書いた経験は豊富ではありませんが、これからも書き続けられるように頑張りますので、よろしくお願いします。

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