胡椒どば!【WEB】
胡椒どば!
これはただの悲劇である。
絵に描いた様なこんもりである。
もう最初に語っているように、この先に落ちは存在しないのである。
ここで離脱する事をお勧めしよう。
プレーンの焼きそば、麺のみの焼きそばをわたしはプレーンの焼きそばと勝手に名付けている。
フライパンを温めオリーブオイルを垂らし焼きそばの麺をうりぁあ!
菜箸でうりゃうりゃしながら炒めてゆく。
作業はこれのみである。
至ってシンプルいずなんちゃらである。
(なんちゃらでボカス必要零でああるのだが、何となく書いてみただけである)
ここが第弐の離脱ポイントでありますよ!
くにおとおるさんも仰ってますよね!
ここで笑わなかったら笑うとこ無いでと。
ピークは既に終わっている。
出落ちである。
プレーン焼きそばの肝は(肝は入っておりませんよ〜っ!)、いか(烏賊もはいってませんよ〜っ!)に胡椒を程よく利かすかである。
程よく炒まったプレーンの焼きそばに、キラリンここだ!
胡椒キャップをクルクルクルクル、うりゃーっ気合壱発!
フライパンの麺上にこんもりである。
白い胡椒の穴開き蓋も埋まっている。
胡椒全盛りなのであった。
慌ててスプーンでこんもりを、取り除こうとするも穴開き蓋に阻まれこんもりの山は麺の内へと吸い込まれていったのだった。
おお〜っ……やっちまった!
蓋を取り除いてからにするべきだったのか、後悔はやはり先にはたたないのである。
洗い流そうとバシャバシャバシャバシャ、もう台無しである。
みずを切り再び水浸しのプレーンを炒め直す。
たが胡椒の根性は、そんなものではなかったのだ……。
軽くプレーンで味見してみた。
The胡椒である。
嘘だろ洗ったよ? メッチャジャブジャブしたよ?
ソースでこの胡椒が飛ばせるだろうか?
酢胡椒だ! とふと想い付く。
餃子を食べる時、わたしは酢に胡椒をパッパして頂いております。
折角なので胡椒塗れのプレーンくんを酢に付けて食べる事にした。
ゴホゴホと咽ながらに、何故か涙を流しながら頂きました。
有りか無しかで言うと、ハッキリ無しでありました。
買い物する時、胡椒忘れないようにしよっとと……胡椒トバッ! こんもりが、人生の思い出のひとつとなったのでした。




