表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

胡椒どば!【WEB】

作者: 雨澤 穀稼
掲載日:2023/09/19

挿絵(By みてみん)

デザインワークス:アホリアSS様


   胡椒どば!


 これはただの悲劇である。

 絵に描いた様なこんもりである。

 もう最初に語っているように、この先に落ちは存在しないのである。

 ここで離脱する事をお勧めしよう。

 プレーンの焼きそば、麺のみの焼きそばをわたしはプレーンの焼きそばと勝手に名付けている。

 フライパンを温めオリーブオイルを垂らし焼きそばの麺をうりぁあ!

 菜箸でうりゃうりゃしながら炒めてゆく。

作業はこれのみである。

 至ってシンプルいずなんちゃらである。

 (なんちゃらでボカス必要零でああるのだが、何となく書いてみただけである)

 ここが第弐の離脱ポイントでありますよ!

 くにおとおるさんも仰ってますよね!

 ここで笑わなかったら笑うとこ無いでと。

 ピークは既に終わっている。

 出落ちである。

 プレーン焼きそばの肝は(肝は入っておりませんよ〜っ!)、いか(烏賊もはいってませんよ〜っ!)に胡椒を程よく利かすかである。

 程よく炒まったプレーンの焼きそばに、キラリンここだ!

 胡椒キャップをクルクルクルクル、うりゃーっ気合壱発(いっぱつ)

 フライパンの麺上にこんもりである。

 白い胡椒の穴開き蓋も埋まっている。

 胡椒全盛りなのであった。

 慌ててスプーンでこんもりを、取り除こうとするも穴開き蓋に阻まれこんもりの山は麺の内へと吸い込まれていったのだった。

 おお〜っ……やっちまった!

 蓋を取り除いてからにするべきだったのか、後悔はやはり先にはたたないのである。

 洗い流そうとバシャバシャバシャバシャ、もう台無しである。

 みずを切り再び水浸しのプレーンを炒め直す。

 たが胡椒の根性は、そんなものではなかったのだ……。

 軽くプレーンで味見してみた。

 The胡椒である。

 嘘だろ洗ったよ? メッチャジャブジャブしたよ?

 ソースでこの胡椒が飛ばせるだろうか?

 酢胡椒だ! とふと想い付く。

 餃子を食べる時、わたしは酢に胡椒をパッパして頂いております。

 折角なので胡椒塗れのプレーンくんを酢に付けて食べる事にした。

 ゴホゴホと咽ながらに、何故か涙を流しながら頂きました。

 有りか無しかで言うと、ハッキリ無しでありました。

 買い物する時、胡椒忘れないようにしよっとと……胡椒トバッ! こんもりが、人生の思い出のひとつとなったのでした。

挿絵(By みてみん)

デザインワークス:島猫。樣

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ