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蹴られたら、蹴り返す! ~獣人少年の反逆記~  作者: UTT
1章 ラピス・ロップイヤー
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第3話 お坊ちゃん

だいぶ投稿がおくれました。

すいません。

「あー・・・。痛ぇ・・・。」


俺、ラピスは我が父上(クソオヤジ)、シンに拳骨を喰らって、道場から家に帰っていた。

ってゆうか、あいつまじで許すまじ。

ホントまじで。


「・・おぃ・・・こ・・生・・・。」

「あー、何か死にかけたナメクジみたいな声がする・・・。遂におれも末期かー。」


「おい!そこの下等生物!」

「え、俺?」


なんとそこには、あだ名をつけるなら確実に「お坊ちゃん」であろう、控えめに言って豚が立っていた。


「今日は豚の丸焼きだな。」

「誰が豚だ!ふん、こんなものだからな、下等生物は。」


何か、すっげー失礼な豚だな。


「ふん、まあ、いいだろう。僕に道案内をしろ。」

「・・・は?嫌だけど。」

「・・・は?」


なんか、ポカーンとされた。

いや、誰が好き好んでこんな豚を道案内するんだよ。

心優しい俺なら、「お願いしますラピス様、どうか(わたくし)を案内してくださいませんか?」と聞かれたなら、案内してやっただろう。だが、そんな頼み方、論外だ!


「ぷぎいぃぃ!もうおこったぞ!僕ちんが、成敗してやるー!」

「いや、ホントに豚になってるしwしかも一人称が僕ちんってww」

「ぷぎいぃぃぃ!!!」


シャキーン!

なんか威嚇してくると思ったら剣を持ってた。

そして、それを振り回してきた。・・・って!

ブオンブオン!


「うぉい、危ないなこの野郎(ブタ)!」

「ぷぎぃぃぃぃぃ!!!」


って、全く当たってないし。

これなら普通に避けていれば大丈・・・


「ぷ、ぷぎぃぃぃ!!」

「あ、こ、この野郎!」


こいつのねらいは俺ではなく、近くにいた女の子だった。


「ぷぎぃぃぃぃぃ!!!」

「きゃーーー!!!」


危ない!


「やめろぉぉぉ!!!」


<スキル、「蹴り」が発動しました。>


ゴスッッ!!


「プギャッ!?」



「・・・え?」


こうして俺は、人生初の対人(?)戦に勝利した。



・・・この豚どうしよう・・・?

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