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ウサギとガチョウ

作者: ホーリョ

有名なだまし絵がある。

ウサギにも見える、ガチョウにも見える絵だ。


この絵を見せてこう尋ねるのだ。

「これは何の動物に見えますか」と。

ウサギと答える人もいれば、ガチョウと答える人もいる。両方見えると答える人もいる。


しかし、面白いことがある。

「ガチョウに見える」と答える人にウサギの説明をしたら、

次、同じ絵を見た時にはどんなに頑張ってもウサギとガチョウが見えてしまうのだ。


「ここをこうやってみると、ほら!ウサギに見えるでしょ?」と「答え」を提示された瞬間に、ガチョウの絵だ」と感じた感性は死んでしまう。



この世界にはたくさんの「答え」がある。


先生の話、親の話、友達のノリ、世間の声、常識、道徳


これらによって「目上の言うことを聞く」「挑戦することは美しい」「安定した仕事に就く」「友達とは仲良く」「あいつキモイよね」「勉強マジだるいわ」といった「答え」が提示されている。


こういった「答え」が正しいか、間違っているかの話をしているのではない。


そういった「答え」を聞いたとき、鵜呑みにした時、あなたの感性は死んでしまうのだ。


自分の感性を殺している自覚はあるだろうか?


何かに触れた時、一瞬あなたの頭によぎることがある。


それはすぐに常識やノリなんかで潰されてしまうだろうが、それがあなたの「ナマ」の心、感性なのだ。


常識や道徳、その場のノリなんかを気にしないで

一度、正直な自分の心を感じてみるのもいいかもしれない。

読んでいただきありがとうございます。

感想お待ちしております。

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