表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

第1話 『出会い』

「ねえ……大丈夫?」


 どこから聞こえるその声に、俺は深い意識の底から引っ張りだされる。



 目をパッと開けて真っ先に入ってきたのは、不安そうにしている少女だった。


 少女は、俺と同じくらいの150cmぐらいの身長、年齢は12歳くらいだろうか?色白の肌だが健康的で、とてもさらさらで綺麗な銀髪が特徴的な可愛らしい女の子。



「綺麗だ…… 」


 彼女の肌と髪は太陽に照らされ、まるでダイヤモンドのように光り輝いて、天から舞い下りた天使のようであった。その美しさに見とれてしまい思わず声がこぼれてしまった。

 だが幸い彼女には、今の言葉は聞かれなかったらしい。



「こんな森の中で倒れてるから死んでるのかと思ったわ。

あなた、名前はなんて言うの?わたしはセラス。」



 どうやら彼女は、セラスというらしい。セラスは俺が起き上がって、安心したのか陽気に話しかけてきた。



「俺は……」


 自分のことを思い出そうとするが、まるで頭に靄がかかったように鎖されてしまう。自分の名前が思い出せないでいると、突如目の前になにかが飛び出してきた。


 ーー目の前に現れたのは透明なウィンドウ。



ステータス

名前:※削除されています

種族:下級吸血鬼 Lv: 1

HP: 98/98

MP: 45/45

物理攻撃力:23

魔法攻撃力:34

物理防御力:11

魔法防御力:50

素早さ:24

技能:スキル…『微再生』『吸血』『鑑定』『欲深き者』

   耐性…『痛覚耐性Lv.1』

称号:『月女神の加護』


 どういうわけか、このステータスが自分の情報を表しているのが分かった。


 「どうしたの…?」


 セラスは不思議そうにこちらを見てくる。どうやら、このウィンドウは彼女には見えてはいないようだ。


 「思い出せないんだ…自分がどこの誰なのか」



 彼女は満面の笑みを浮かべて言ってくる。


 「だったらわたしが名前を付けてあげる!。

  深紅のような真っ赤な髪色だから『シン』!」


 初対面の相手に名前を付けるのは、どうかと思うが彼女の笑顔を見ていると、そんなこと些細なことのように感じられる。

 


  《真名が『シン』に設定されました。》


 頭の中に直接言葉が流れ込んでくる。

 


  《このメッセージは自動遷移通告システム通称:『世界の啓示』です。基本は対象者の変化に伴い通告されます。尚このメッセージは以後通告されません。応答機能はございませんのでご注意ください。…………どのような姿を見せてくれるのか楽しみです。》



 戸惑っていると、そんな気持ちを読んだようにメッセージが来た。どうやらこのメッセージは自分の変化を知らせてくれるらしい。最後の文の意味が分からないが、答えは出ないので特に意識しないようにしよう。


 「ここはね。私の秘密の場所なんだけど。あなたにも見つかっちゃったから私とあなただけの秘密の場所。いい!誰にも言っちゃダメなんだからね!」



 「あ、ああ……分かったよ」


 彼女の気迫に押され、思わず後ずさってしまう。


 しかし彼女が秘密というだけあって、この空間はとても美しいものだった。



 力強く生えてる木々は、葉と葉の隙間から陽の光を覗かせ幹を照らす。そんな森の中で不自然に開け地面からは草花が辺りを埋め尽くす。

 確かにこの景色は独り占めしたくなる。



 「思い出せないんだったら、おうちに来たら?お父さんが何とかしてくれるかも。」


 彼女は俺の手を引っ張る。大人しそうな見た目に反し、彼女はとてもアクティブだ。


記念すべき初投稿作品です。文章で拙い部分が多くあると思いますので是非ご意見や感想をくださるとうれしいです。読者の皆さんと一緒に面白い作品を作っていきたいと思っています。

少しでも面白いと思ったら是非ブックマークや評価お願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ