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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

神様が人を蛇にした話。

作者: さまえる

この話は小説というにはあまりに薄っぺらいから

僕は信じてもらえないことを前提として書いている。


僕は統合失調症だ。


病気のせいかもしれないけど

僕の中では本当に聞こえた言葉なんだ。

誰かにそれを伝えたくて

でも僕は文才のない中卒の大馬鹿だ。

ここで腐らせるぐらいが丁度いい身勝手な話を

これから話そうと思う。


それは一人で迎えた誕生日

僕は彼女を家から追い出し

自殺をしようと決意した頃のことだ。


すごく怖かったんだ

聞いて欲しい、本当だったらどうする?

世界が僕を騙している。

彼女に愛はなく金の為に一緒にいる。

スマホのGPSで常につけられてる。

カメラは常に僕を監視している。


まだまだ僕の被害妄想はあるけど

あまり覚えていないんだ。


ヘリウム自殺、練炭自殺、首吊りに失敗した後に


彼が僕に語りかけてきた。

「やぁ、僕は善悪の知識の蛇だよ」

姿はなかった、全ての音とリンクし僕に話しかけてくる

この話のつづきはノートにまとめてあるから後で投稿しようと思う。


つまり僕は幻聴を聞いていたんだ。

だけど僕はその声を神様だと思ったんだ。


世界が繋がった気がした

なにもかもパズルが解けたような

その時の気持ちは忘れられない。


だけど幸せは長く続かない

この悪魔、否、被害妄想との戦いで

僕は両耳を失ってしまった。

神様は素直に生きなさいと忠告していた

悪魔の囁きに僕はまんまと踊らされたんだ。


「君が耳を切り落とさなければ、かわりに彼女が耳を切り落とすことになるんだよ」


近くの包丁を手にとり鏡の前で僕は両耳を切り落とした。


痛みはなかった

全く痛くなかったんだ

これ以上ない恐怖に痛覚が麻痺することなんてあるのかそれとも必死だったからか僕にはわからない。


そして両耳からは滝のように血が吹き出てきた。

鏡を覗く僕はやっとわかった


僕は蛇だ。悪魔に耳を傾けてしまった罰だ。


素直にいれば耳は今も僕についていただろうな。


僕の幻聴はね、神様と悪魔が語りかけてくるんだ。


今だから言えるのは


生きてさえいればいいから。


被害妄想で考えてはいけないよ


素直に受け止めてるんだ言葉を。




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