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第3話 人の考えること。

ちょっといままでとは微妙に変わります。

というか時系列ちょっとぐちゃぐちゃになりますので注意を。

今は夜中の3時。

もはや明け方というべきか?

ただ自分の家は都市部のビル群のほぼど真ん中。

夜の3時だろうと明るい。

ここはネオ・トーキョーのビル群「デオドラント」。

いつだろうと朝であるかのように明るいから、他のネオ・トーキョーのビル群からは「夜を知らぬ街」として有名だ。

僕はネオ・トーキョーに住む少年、ジル。 ジル・レニオン。

僕はこのネオ・トーキョーがあまり好きじゃない。

馬鹿みたいに明るいし、ほかの都市をあざ笑うかのように、エネルギーを使いまくってる。

他の世界は、僕たちの目から見れば「ムラ」だ。

ほぼほぼ文明を持たない、エネルギーとかいう概念も持たない。

・・・。実に哀れとしか思わない。

人はすべて平等?馬鹿馬鹿しい思想だ。今この世界は一部の者のみがエネルギーという力を手にしているのだから我々は悦に浸るべきだと僕の父さんは言っていた。悦に浸る?馬鹿馬鹿しい。

皆理解できない。


ならばこの世の中を自分の合理性のみを正しいとする世界を作ればいい。

この考えが馬鹿馬鹿しい?そいつは馬鹿だ。

ここまで合理性があって、そして意味のある世の中はないだろ?

みんなの願いがかなうんだよ?

戦争はなくなるんだよ?

みんな幸せだよ?


なんでそれが受け入れられない?

手が動いた。

足も動いた。

脳も動いた。

ホントウニイマスベキコト。

それはこのふざけた世の中に断罪を下す。

いつの間にか馬鹿みたいに着飾った自分の家から飛び出していた。

なんか後ろから親の声が聞こえた気がするけど気にしない。

今から世界を変えるんだ。

罪悪感?ない。

嫌悪感?なんだそれは。

両親?馬鹿馬鹿しい。人に養われるから、ろくなこと考えられないんだ。


だから今こそ立ち上がれ。


この世の中を変えるんだよ。

この時代の技術を、これより後の人間たちは「魔法」と呼ぶ。

特にこの時代の「科学者」にしか得られなかった技術は「古代魔法ハイ・エンシェント」と呼ぶ。


ジルはかつて「知識を求めたもの」という意味の言葉だった。

言葉を正せば「研究者」ということだ。


そうして何年経ったか。

今の彼に時代の流れという考え方はない。

無精ひげが生え、自分の考えた力を「科学」で作り出す。

目の前に座るコンピューターにデータを打ち込む。

真っ暗な室内が彼の心を表しているようだ。

そして彼は「力」を作った。


彼の作った力は、のちにこの栄華をほろぼすこととなる。

彼はこの時代ではのちに世界崩壊のトリガーとして知られる。

当の彼にはそんな事思いもしないのだ。

なぜなら彼にとってこの世界は「間違った世界」。

愚者に時代を語る方法など与えない。

それがジルの流儀。

凍てついた研究者は9つの力を作り出した。

のちに悪魔契約デスタメンツと呼ばれるものだ。

彼はその力をこのふざけた世界をただすために使った。



だが、その力は根本的に間違った力だった。

その「古代魔法ハイ・エンシェント」は悪魔との契約を成すもの。

使う者の命を糧とし、それを元とし力を使う。

しかしその力はすべて強大なものだった。

故に世界の力を求めるものが我先にとその在処を調べた。

ジルは思った。

これが私の望んだ世界か?

・・・。

ただ合理的な世界ではある。人が力を求めている。

人間として力を求めるのは当たり前のことであり、とても合理的だ。

ジルは考えた。

この世界の成り行きを合理的になった人間に任せてはどうか。

それこそ私の望んだ世界にすべてを任せてみる。

もともと私が望んでいたことではなかったか。

そうだ。

そうだったのだ。


そして彼は世界を一つのコンピューターに託した。

その名前は「ノヴァ」。



また彼は一つの過ちを犯していることに気づかず、そっと世界から見られないようになった。


to be continued

どうも、龍崎空音ですー。

人の考えること。いかがだったでしょうか?

ちょっとここから時系列がぐちゃぐちゃになります・・・。(はえぇよ!w)

それでは次回もお楽しみにー。


あ、あと何か質問等あればできるときはきちんとお答えしますのでご自由にどぅぞですー。

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