表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/13

第十三章 最強メンバー加わる

タイガーレディーは、初めて私を倒したピンクデビルの事が知りたくて来日した。

アポなしで赤黒レスリングジムを訪ねた。

伊吹千代子が話を聞いた。

その話を近くで聞いていたピンクデビルが、「私が話をしましょうか?」と立候補した。

私服の上、若くもなかったために、まさかピンクデビルだとは気付かなかった。

千代子は本人に任す事にした。

タイガーレディーは、「あなたはいったい誰ですか?ピンクデビルのマネージャーですか?私はピンクデビルと話がしたいのよ!」と他のレスラーが笑いながら見ている中、ピンクデビルに手を出した。

タイガーレディーは、簡単に投げられた。

ピンクデビルは、試合の時と同じように心理作戦で、「あらあら、スカートだからタイガーレディーのパンツ丸見えね。みんな見ているわよ。」と笑っていた。

タイガーレディーは、「今は油断しただけよ!ちょっとプロレスができるかと思って!」と心理作戦にはまり、切れた。

再度、ピンクデビルに襲い掛かった。

ピンクデビルは、試合と同じ、タイガーレディーの得意技で倒した。

「そんなにパンツ見せたいの?タイガーレディーがそんな変態だったとは知らなかったわ。」と笑った。

タイガーレディーは更に切れて、「何が変態よ!」とピンクデビルに襲い掛かった。

組み合った時に、「同じことを何度も言わせないでね。自分の編み出した技でやられるとは、タイガーレディーもたいした事ないわね。先に冷静さを失ったほうが負けよ。負け犬は良く吠えるというのは、こういう事ではないのかしら?また私の心理作戦にはまったわね」と笑った。

タイガーレディーは驚いて、「えっ!?あなた、まさか・・・ピンクデビルってそんな歳だったの?」と自分の目を疑っていた。

レッドデビルが、「そうよ。ピンクデビルは私の母です。私はいまだに母に敵いません。」とピンクデビルの正体を教えた。

ピンクデビルは、「あなたの悪いところは外観にとらわれるそこよ。もっと真実を見抜く力を持ちなさい。私の見たところ、その力さえもてば、あなたに敵うレスラーはいなくなるわ。」と弱点を指摘した。

レッドデビルは、「そうね。確かに母の真実を見抜く力はすごいわ。以前、やくざにけん銃を向けられた時は、体が固まって動けなかったわ。そのやくざを、母が撃退した時は驚いたわ。私には真似できないわ。」と感心していた。

タイガーレディーが、「銃を向けられると私も何もできないわ。可能であれば、ご指導願えませんか?毎月一回来日します。」と感心していた。

「ったく、情けないレスラーばかりね。こんなおばあちゃんを倒せないなんて。私はレッドデビルとブラックデビルの指導もしています。まさか、タイガーレディーの指導をする事になるとはね。私を倒せば卒業よ。それと、タイガーレディーにはコーチを紹介するわ。」とタイガーレディーも指導する事にした。

「コーチって誰ですか?」と今までコーチの話はでなかったので、誰なのか確認した。

「真実を見抜く力を持ちなさいと助言したでしょう?あなたの近くに私の姉弟子がいるのよ。私は出産後、一度は引退したものの復帰したわ。彼女は引退して復帰しなかったわ。勘がもどればすごいレスラーよ。引退しているから、コーチを引き受けてくれるかどうか私から確認しておくわ。」と携帯で交渉していた。

「タイガーレディーが私のところにきたじゃないの。あなたの近くにいるのだから、あなたが指導しなさいよ。」などと交渉して、やがて電話を切った。

「少し考えさせてほしいそうよ。もし、あなたのコーチを引き受ける事にしたら、デビルウーマンが、あなたの前にあらわれるわ。」

「えっ?デビルウーマン?いまだに、デビルウーマン以上のレスラーは現れていないと噂されている、あのデビルウーマンですか?いま、どこにいるのですか?」と驚いていた。

「先ほども言ったように、あなたの近くにいるわ。」と教えなかった。

タイガーレディーはフランスに帰ってからデビルウーマンの事が気になり調べ始めた。

インターネットで調べても、突然姿を消した事以外は不明だった。

当時の動画を見ても、覆面をしていたので誰なのか不明だった。

ピンクデビルが言ったようにすごいレスラーだわ。どのレスラーも、まるで二~三歳ほどの幼児を倒すように簡単に倒しているわ。

年配のレスラーに聞いた。

何人かのレスラーに聞いていると、デビルウーマンの事を知っているレスラーがいた。

話を聞くと、連日高級車でプロレスジムにきてアタックしていた。どこかの大金持ちに見初められたようだ。

その話を聞いたタイガーレディーは、政治家か財界人と結婚したと考えた。

父が帰宅すれば、知り合いの政治家か財界人に、プロレスの強そうな女性と結婚した人はいないか確認した。

父は、「お前の目の前にいるよ。お前の母は独身だった時にはプロレスラーでした。リングネームはデビルウーマンです。」と説明した。

タイガーレディーは、まさか母が?と驚いて、母を見た。

母はその視線を感じて、「ピンクデビルから、あなたのコーチを頼まれたわ。しばらくブランクがあるので自信はないけれども、私でよければコーチするわよ。」とコーチを引き受けた。

翌日から、特訓が開始され、デビルウーマンも、勘が少しずつ戻ってきた。

勘が完全に戻れば、タイガーレディーは、いつ投げられたのかもわからないほど、母のデビルウーマンの技はすごかった。

投げられないように身構えても、次の瞬間、マットに沈んでいた。

母は、「そんなにどっしりと構えて何考えているの?防御だけでは相手に勝てないわよ。攻撃しないとね。攻撃すればスキができるわ。相手が攻撃してきた時が反撃のチャンスよ。ピンクデビルに手を出した瞬間投げられたんでしょう?そのタイムングよ!私はそのスキを可能な限り小さくしていると今のようになったのよ。」と教えた。

タイガーレディーは、「デビルウーマン以上のレスラーはいないと聞いていたが、私たちとレベルが全く異なるわ。手も足もでないわ。」と母の偉大さに感動した。

タイガーレディーは母に特訓されて試合で実践していた。毎月一回、アポをとって来日してピンクデビルに挑戦していた。

やがて、半年後には、ピンクデビルに勝利するようになった。

ピンクデビルの指導は卒業した。

タイガーレディーが千代子に、「母からこの手紙を事務所に渡すように言われたわ。」と手紙を渡した。

フランス語だったので読めなかった。

ピンクデビルが翻訳した。

ピンクデビルがタイガーレディーも含めて、全員に説明した。

「娘のタイガーレディーは、どのプロレスジムにも所属していないフリーのレスラーです。今後の事を考慮して、どこかのジムに所属させようと考えていました。フランス在住の状態で、赤黒レスリングジムに所属させて頂けませんか?もし認めて頂ければ、タイガーレディーのコーチをして私も勘が戻ったので、デビルウーマンも所属して復帰するわ。」と翻訳した。

ピンクデビルは、「代表、どうされますか?」と確認した。

「私はもう歳で、各種認知力が衰えています。私は代表を引退するよ。代表をお前に譲るよ。新代表、最初の仕事です。」とピンクデビルに振った。

「ちょっと待ってよ。急にそんな事を言われても困るわ。だいたい、そういうのって、引継ぎをしてからでしょう?」とおろおろしていた。

千代子が、「ここはみんなで決めましょう。私はデビルウーマンが、うちのジムに所属してくれるのは大きいと思うわよ。PR効果絶大よ。」と主張した。

他のメンバーも、デビルウーマン復帰の効果は大きく、PR効果絶大だと賛成でした。

全員ピンクデビルを見て、「全員賛成ですが、どうされますか?新代表。」と笑っていた。

「ちょっと待ってよ。私はまだ新代表を引き受けてないわ。」とおろおろしていた。

千代子が、「イメージガールも必要だと判断して、栗垣知子と交渉していました。本日返事に来ます。」と説明していると栗垣知子がきた。

結論として、イメージガールを引き受けて頂いた。

数日後、ピンクデビルが赤黒レスリングジムの代表になり、タイガーレディーとデビルウーマンも復帰してジムに所属する事になり、イメージガールも含めてマスコミ発表した。


超一流バレーダンサー栗垣知子はこれで終了です。長らく御愛顧頂きありがとうございました。

次回から、新シリーズ”お嬢様の裏の顔”の投稿を開始します。

投稿予定開始日は、4月15日を予定しています。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ