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歩方(エッセイ)
221字
「踵の外側からついて」
「危ないものが無いのを確認して」
「足元を槍が狙っていないか確かめたら」
「爪先の外側からついて」
「爪先の内側」
「踵の内側」
「とつきます」
その武術は、山間に隠れすむ一族が、追手を山中で迎撃する為の秘術として生まれた。
ある時、隠れ里に転がり込んだ人が、秘密の鍛練を盗み見て里の外に流出させたのだという。
足を一歩踏み出すのにも沢山の手順があって興味深い。
現代では、遥か海を越えた島国で、自治体のサークルが公営体育館で教えている。
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