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200字連載  作者: 黒森 冬炎


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7/105

羊のダンス(小説)

今回は、小説

207字

 草原の真ん中で、羊の群れが休んでいた。羊飼いは、居眠りをしている。優秀な牧羊犬を一匹つれていて、安心しきっているのだ。

 羊飼いが子供の時に、草原で出会った茶色い大きな犬である。賢そうな眼をした、大人しい犬だ。


 この犬は、魔法の犬であった。


 犬が羊に、何か語りかけているようだ。吠え声とも唸り声とも違う、魔法の旋律が、犬の口から漏れ聞こえてくる。

 羊達は、後ろ足で立ち上がる。そして、犬の歌に合わせて、楽しそうに踊り始めた。




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