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200字連載  作者: 黒森 冬炎


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文末「た」縛り(エッセイ)

213字

 以前、文末に「た」が続くと、読みにくいと言われた。

 今に始まる事ではなかった。私に限った事でもないと知った。作文を習う沢山の人が、そのように教わって来た。


 ざっと思い浮かぶだけでも、語尾が「た」となる言葉は多かった。動詞の過去形は、言うまでもなく、語尾が「た」だった。


 そこで、総てが「た」で終われるものなのか、試してみる事にした。あっという間に書けた。しかし、思ったよりは、難しかった。


 読み直してみた。案外、読みにくくはなかった。

同じ単語が多出する方が、読みにくいと思った。

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