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王宮に招かれた占い師は皇太子の暗殺?を防ぐ

作者: ようせゐ

投稿しました、続き書かなくてごめんなさい


あるところに占い師がいました。


その占い師は凄腕の占い師でした。


その占い師はある日突然占いました。


皇太子様の暗殺を占ったのでした。


そこで王様は占い師をお城に呼ぶことにしました。


王様は一度占い師に聞いてみることにしました。


「皇太子が暗殺されるとは真か?」


そして占い師は答えました。


「ええ嘘ではございませんわよ」


「そうか…」


そして王様は占い師に占いの細かい情報を聞くことにしました。


「ということですわ」


「ほう、犯人はわからぬとな?」


「そうです、申し訳ありませんわ」


そんな会話をしました。


まぁ、そういうわけで王様は占い師を城に招くことにしました。


そして暗殺の日まであと数日になりました。


占い師はずっと占っていました。


そしてやっと()()のです。


暗殺の犯人がわかりました。


そしてその犯人は皇太子様本人でした。


要は他殺に見せかけた自殺だったということですね。


ですが言っても王様は信じませんでした。


だって皇太子様は何でも出来ちゃう人でしたから自殺なんてしないと思いこんでました。


なぜか聞き入れてもらえなかったので占い師は皇太子様に思い留まってもらう事にしました。


皇太子様は離宮に一人で住んでいました。


なので占い師との話を聴く人はいませんでした。


使用人ですら一人もいなかったのでした。


占い師はそれに少し違和感を覚えます。


「皇太子様…話をして頂けますかしら?」


とりあえず占い師は皇太子様と話してみることにしました。


「何者だ!」


「私は占い師のラミーと申しますわ」


「なんのようだ?」


「あなたの自殺を止めに来ましたのよ」


「なぜ俺が自殺しようとしている事を知っている?」


皇太子様は訝しげに占い師をにらみました。   


「それは私が占い師だからですわ」


「そうか…それならば俺が自殺しようとする理由を()()()()()のだろう?」


「そうですね、私は皇太子様の自殺の理由を…」


「そうだ、知ってるのだろ…「知りませんわ」


「え…?」


「私の占いは断片的ですのよ、だから皇太子様…私に教えてくださいませ、あなたが何に悩んでいるのかを…!」


「そ…そう簡単に弱みを教えるわけ無いだろう!」


「それはそうですわね、弱みを簡単に言うわけありませんわ…」


「うむ!じゃあさっさとされ!」


「…仕方ないので毎日ここに通うことにしますわね」


「毎日?お前毎日ここに来るつもりなのか?」


「そうですわ、あと3日ぐらいで占いの日が来てしまいますし…毎日来ますわよ」


とまぁ、そんな会話をしたそうです。


「さぁ、皇太子様お待ちかねの占い師が来ましたわよ!」


「待ってない!俺は迷惑に思ってるからな!さっさと帰れよ?」


「待ってなくてもこれから2日はここに来ますわ!」


「迷惑だって言って…「迷惑だとしても、ここに来ますわ…だって、占ったのに助けられないなんてかっこ悪いですわよね?」


「そんな理由で…?」


「私は巷で噂の凄腕の占い師ですのよ?解決に至るまでが占い師の仕事ですわ!」


「だから…俺に自殺させないのか?」


「えぇ、それが王の依頼ですもの…」


「なぁ占い師…「ラミーですわ!」そうか…ラミーお前は…依頼のために俺を助けようとするのか?」


「まぁ…それもありますわね、でも、私は必死に努力してる皇太子様を見ていて…尊敬していましたのよ!」


「俺を…見てた…?いつから?」


「え?普通に、あなたが生まれたときから…」


「俺が生まれたときから?どうやって??」


「それはもちろん、私の専門分野(占い)でですわ!」


「そ、それならわかるだろう!?」


「何の話ですの?」


「俺の悩みに決まっているだろう!」


「でも…宜しいのかしら?戦争に行き過ぎて怯えられているのを悲しんでる、なんて言っても」


「うぅ…言っているじゃないか!俺は避けられて悲しんでるんだ!だから慰めろよ!?」


占い師はこの時とても皇太子が可愛いと思いました。


まぁ、このあと、占い師がゴタゴタから皇太子様を救って、めでたしめでたし…


その後立派に国を収めた皇太子様の隣には妃ではなく…占い師が居たとかいないとか?





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