俺と乱川の名前
※このイベントは以前の編集前の物です
2014.8/04に大規模な小説編集を行い、その中で、1話から最終話までの、九流進、九流星名を変更いたしました。
以前の二人の名前は乱川丈 と 乱川香葉でした。
それを踏まえて、ご覧いただきます。
2部本編の前に、乱川君の名前企画の続きです。
青空「さぁて皆様、俺とキツネの恋物語・第一部はどうでした?第二部はこのまま続けて書いていくので、皆様楽しみにしていてください」
丈「んで、青空…乱川の名前は…どうなったんだ?」
青空「…はい…答えましょう…」
乱川「な…なんでそんなにテンション下がるんだよ…」
青空「だって…集まった票…3票しかなかったんだもん…」
丈「だから策に溺れるなって言ったのに」
青空「友達からも聞いた結果…4票…」
丈「それで、結局どうなったんだ?」
乱川「もう俺…どっちでもいい気がしてきた…」
青空「票は…[丈](条件付き)が一票 [進]が3票 で、進に決定しました!」
乱川「条件付き…って何だ?」
青空「漢字を替えて、読み方を同じにする…って案があったんだ」
乱川「進って、青空の友達の日奈森さんの別名だよな?確か苗字もあったような…」
青空「乱川君もしっかり調べてるんだね〜。そうです、日奈森さんの別名は九龍進」
丈「なかなかカッコいい名前じゃないか、何でコッチにしなかったんだ?」
青空「それは、俺とキツネの恋物語を書き始めた当初は日奈森さんの別名を知らず…俺が使ってるほかの名前から取るしかなかった&その時期スランプ気味でコレが面白そうだったからだ」
丈「なら…いっその事、苗字も変えたらどうだ?乱川って苗字、青空がほかに使ってるやつだろ?」
青空「あぁ、書きかけの小説やら…何やらは大体、乱川が主人公だ」
丈「このまま乱川だったら…少し面倒じゃないか?」
青空「それもそうだな…どうかな?乱川君?」
乱川「いっその事…苗字も名前も変えるって事…?読者が混乱しないか?」
青空「大丈夫、混乱しないようにこの話を作ったのではないか」
乱川「まぁ…そうだけど」
丈「香葉はどうするんだ?アイツの元になった…ほしなさん、その名前も使うのか?」
青空「そうだな、もう二人の許可は取ったし、いっその事そうするか。でも…そのまんまを使うのも芸が無い、せっかくだ、苗字は漢字を変えてみるか」
乱川「何だか段々適当になってきてないか…?」
青空「適当?違うな…作りながら変えていく!!進化していく小説なのだ!!」
丈「良く考えてないだけだろう」
青空「はい…ゴメンなさい…」
乱川「って事は…今度から俺の名前は[九龍 進] 香葉の名前は[九龍 星名]って事か?」
青空「そうだな。そんでもって、[龍]は[流]にして…この次の話から、[乱川 丈]は[九流 進]。[乱川 香葉]は[九流 星名]になります」
丈「ここでしっかりわかるようにしないと、第二部で皆混乱するからな」
青空「わかりやすいように書いておくか」
[乱川 丈]→[九流 進]
[乱川 香葉]→[九流 星名]
青空「コレでOKだ」
進「結局…ごっそり変わっちゃったな」
丈「まぁ、いつまでも同じ名前じゃ…わかりにくいしな…」
青空「コレで本編は落ち着くだろう」
丈「読みやすくなるからな」
進「その前にこの話が読みづらくないか?」
青空「そうだけど、そこは読者の理解力を信じる!」
丈「まぁ、それっしか無いかもな」
青空「でもホラ、名前はこだわったよ~。乱川から九流になったけど、軽く名前引き継いでるぞ。川が流れになったからな」
丈「言われなきゃ気付かないと思うが?」
進「ここで言っておいたから、多分大丈夫じゃないかな?」
丈「先にわからせた…ってことか」
青空「それでは![乱川兄妹]改め[九流兄妹]と丈君の過去の話へと行きましょう!」
丈「おぉ~、俺と進が本当の友達になった話かぁ」
進「名前の接点で仲良くなった事自体無かった事になるから…どうなるんだ」
青空「それは見てからのお楽しみ」
青空&丈&進「それでは!お楽しみください!!」
最後にもう一回
[乱川 丈]→[九流 進]
[乱川 香葉]→[九流 星名]
【俺と私と丈と友情】
いつになるだろう…もう相当前だな。まだ丈が心を失っていなく…俺と友達だった頃だ。
俺と星名、九流兄妹は町でも有名な仲良し兄妹だった。双子で、いつもべったりで、二人一緒じゃないと嫌だ。そんな事ばっかりだった。
でも嫌ではなかった、むしろ良かった。二人一緒だと楽しいし、俺自身、星名が大好きだった。
そして、星名は誰かにいじめられたりすると俺にすがってきた。
涙目で「お兄ちゃぁん…」と泣きついてくると大抵誰かにいじめられた後だ。
星名を泣かせるやつは誰であろうと許さなかった。犯人がわかると、俺は犯人と喧嘩をした。
喧嘩をするのことは結構多かった。星名をいじめたやつを許せなかったからだ。
時には多数対1の喧嘩になったりするけど、そんな時はいつも丈が一緒だった。
丈とは1年生の頃に知り合ってからの友達で、一緒に遊んだりもしたし、喧嘩の時に助けてくれたりもした。
だけど、一番丈を親友と感じたのは…そして、初めて丈と二人で力を合わせて喧嘩したのは、あの日からだ…。
〜小学4年生:秋の事〜
【放課後の教室】
「ハァ…ハァ…テメェふざけんじゃねぇぞ!いつもいつも星名をイジメやがって!」
そう言うと、いじめっ子であるところのガキ大将は右頬を押さえながら逃げて行った。俺が殴ったからだ。
星名が俺に擦り寄ってくる。
「ふぇ…お兄ちゃん…」
「大丈夫、俺がお前を守る」
これが俺の口癖だ。これを言うと星名はいつも安心する。
「うん、ありがとう。お兄ちゃん…」
星名が俺の胸におでこを着けて泣いてきた。
そして俺はその頭を撫でてやる。
これがいつもの行動だった。泣いてきたらいつもこうしてやる。
「お兄ちゃん、もう大丈夫だよ」
「お、そうか?」
「うん、ありがとう。お兄ちゃん」
「それじゃ、俺は委員会の仕事があるから、もう行くよ」
「え?お兄ちゃん、一緒に帰れないの?」
「ゴメンな、先生に手伝い頼まれちゃって」
「…うん、わかった…」
「そんじゃ、先に帰ってろ」
「うん…」
今は9月の下旬、夏の暑さも無くなって気持ちの良い風が吹くようになってきた頃。
お兄ちゃんは委員会の仕事が多くなってきた。
理由は運動会とか、文化祭(この学校ではふれあいの会と呼ばれている)とかで忙しくなってるみたい。
一緒に帰ったり出来なくなって寂しいけど、頑張ってるお兄ちゃんはカッコいいから大好き!。
でも、寂しいのには変わりなかった。
「お兄ちゃん…」
でも…最近はお兄ちゃんに甘えるのに少し申し訳なさを感じてきた。
お兄ちゃんは…私を重荷に感じてるんじゃないかな…今日だって委員会あるのに私を助けに来てくれたし。
たまには、自分で何とかしないと…。
「よし、私も勇気を出さないと…!」
その時、物陰からガキ大将のいじめっ子が出てきた。
まるで見計らったかのようなタイミングだった。
「お前が一人って事は…九流のヤツはいないってことだなぁ」
「あ…あぁ…」
私は恐怖で声を出せず、後ずさりしたがすぐに塀に背を着けてしまった。
「覚悟しろよ…アイツにやられた分、お前できっちりオトシマエつけてやる」
(ゆ…勇気出さなきゃ…!)
パァン!!
私は力いっぱいガキ大将の右頬を平手ではたいた。
「て…テメェ!!いてぇじゃねぇか!!」
「……ッ!」
目を強く瞑って、殴られる痛みに絶えようとした。
だけど、そこに声が聞こえた。
「スペシャル靴底キィィィック!!」
「んぎゃん!!」
目を開けるとそこには…。
「大丈夫か?星名」
「丈…君」
川野丈君が立っていた。
ガキ大将はしりもちをついて、右頬をさすっていた。
頬に丈君の蹴りが当たったみたい。
「テメェ!…覚えてろ!!」
ガキ大将はそう言って一目散に走って逃げた。
力が抜けて座り込んだ私は、そのまま丈君にお礼を言った。
「ありがとう…わっぷ!」
丈君は私の頭を撫でてこう言った。
「大丈夫、俺がお前を守る」
お兄ちゃんと同じセリフ…。だけど、丈君が言うのとお兄ちゃんが言うのはどこか違うんだけど…どっちも暖かくて、安心できる。
そこに、さっきのガキ大将が戻ってきた。その後ろにはガキ大将の仲間もいた。
全部で5人。だけど、丈君はもう一度同じ事を言ってから、いじめっ子に立ち向かった。
「大丈夫、俺がお前を守る」
一方的だった…。
丈君は押さえ込まれて何回も蹴られて。
髪を掴んで引っ張られて地面に倒されて。
ボロボロだけど、戦ってくれた。私のために。
(私に…何かできれば…!)
私は走り出した。走って学校に戻った。
(お兄ちゃんにしらせなきゃ!)
脚には自身があった。記録も悪くないし、学校もすぐそこだった。
追いかけようとするいじめっ子を、丈君がその脚を掴んで止めさせた。
お兄ちゃんはすぐに見つかった。校庭の倉庫から外用の机を出していた。
「お兄ちゃん!!お兄ちゃぁぁん!」
「どうした星名!?帰ったんじゃなかったのか?」
「丈君が…丈君が…!」
息を切らせて上手く話せなかったかど、お兄ちゃんはそれだけでわかったみたいだった。
「丈はどこにいるんだ!?」
「この先…!公園の前!」
お兄ちゃんに案内するために、私はまた走り出した。
戻ると、丈君は倒されて蹴られ続けてた。
お兄ちゃんはそのまま走り続けて、ガキ大将の右頬に飛び蹴りを決めた。
「んぎゃん!!!」
「テメェら!!よくも星名と丈を!」
「ビビんな!皆でやっちまえ!!」
確かにお兄ちゃんは喧嘩馴れしてるけど、数が違った。
いじめっ子が後ろから押さえつけようとしていた。
だけど…
「うおぉぉぉ!!」
「て…テメェ!」
丈君がそのいじめっ子に馬乗りになって何度も拳を振り下ろした。
お兄ちゃんはいじめっ子の二人の顔にパンチを決めて、丈君を殴ろうとするもう一人を蹴り倒した。
「いってぇ…」
「もうイヤだ!」
「俺達は帰るからな!」
「お前だけでやれ!」
他のいじめっ子は全員逃げ出して、残ったのはガキ大将だけになった。
「お…おい!逃げるんじゃねぇ!」
「行くぞ丈!」
「あぁ!」
お兄ちゃんと丈君は二人で走り出して、二人でジャンプして、二人でガキ大将の…右頬に蹴りを入れた。
「「ダブルキィィィック!!!」」
「んぎゃん!!!」
ガキ大将の右頬は何度も攻撃を食らって腫れあがっていた。
「いいか!今度星名をいじめたら、こんなんじゃないからな!」
「二度と悪い事すんじゃねぇぞ」
「う…うぅ…グスッ」
ガキ大将は半泣きになりながら帰った。
お兄ちゃんも丈君も、ボロボロだけど、満足そうだった。
私は二人を巻き込んでしまったことに罪悪感を感じて、泣き出してしまった・
「うえぇぇ…ゴメンなさい…ごめんなさいぃ…」
「大丈夫だよ星名。もう大丈夫だよ」
「ゴメンなさいぃ…ゴメンなさいぃ…」
「友達…だか助けたけだ」
お兄ちゃんが私の頭を撫で続けてると、丈君がお兄ちゃんに聞いた。
「何で…助けてくれたんだ」
「丈が星名を助けてくれたから。あと…友達だから」
丈君とお兄ちゃんは握手をした。私もそれに手を重ねた。
「「「友達だ…」」」
この日から九流兄妹と川野丈は、一番の親友になった。




