ある日突然魔法少女が現れた!?
「いったーい、あれ?ここはどこですか?」
一人の少女が俺の目の前で尻もちついて痛そうにしながら今の状況が理解出来ず困惑している。
「え?」
そんな中俺は先程の出来事が衝撃的過ぎて何も答えられずに戸惑っていた。
俺の名前は関戸 健太。ごく普通の男子高校生。
何が起こったのかというと俺は学校の休日に家の自室のベットで横たわってスマホでソシャゲしていたら唐突に箒にまたがって空を飛んでいた少女が猛スピードで部屋の窓を突き破って窓ガラスや壁を破壊し俺は壁に頭を打ち、その少女は俺にぶつかって気絶して現在に至ると言う訳だ。
あまりの出来事に目を疑って思わず目を擦ったが、それが現実に起こっていたのだ。
ちなみにその少女の特徴は黒い長髪で幼児向けの魔法少女みたいなピンクでスカート丈が短い衣装をしていて巨乳という何とも濃すぎる個性である。
それで彼女の隣に先程まで跨って空を飛んでいたであろう箒やピンク色の長いステッキもあった。
その箒は100均で売っていそうなベージュ色の箒だった。
「あー、すみません。私魔法少女少女なのです。ある事情があって逃げている最中に偶然のあなたの家に衝突してあなたの部屋を壊してしまいました。なので今から魔法であなたの部屋を治します」
「はぁ?」
彼女の突拍子もない言動に俺は驚く。
もしかして本物の魔法少女なのかと思いもしたが、現実ではそんな事はありえない。
ましてや魔法だなんてそんなの信じられる訳が…
「マジックマジックミルルルル、部屋を元通りにな〜れ」
彼女はステッキを持ちながら珍妙な言葉を言い放つ。
彼女の珍妙な言葉と共に辺り一体が光出した。
そして、
「ええええええええ!?」
彼女の叫びと共に俺の部屋が爆発しだしたのだ。
爆発した事によって俺達は真っ黒になり物や家具も木っ端微塵になったしまっていた。
どうやら失敗してしまったみたい。
「ごめんなさーい。こんなはずではなかったんです」
彼女は直ぐ様謝罪した。
「あっははは、なんなんだよこれは」
だが俺は先程の出来事に呆気を何の反応もする気が起きずにいた。
「私失敗した責任取りたいのでしばらくここで住ませて下さい」
「……ええええええええええ!?」
またも彼女の突拍子もない言動に驚きを隠せなし、こんな状況の中女の子と二人っきりでも全く嬉しくないと思った俺であった。