表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/10

原敬

②原敬(第19代)(在職中)

1921年11月4日、東京駅において暗殺。


平民出身の初めての総理大臣であった原敬は東京駅で国鉄職員に暗殺された。

原因は政治家たちの汚職にあると言われているが、様々な説がある。


平民出身「にもかかわらず」総理大臣にまで上り詰めた。

こういう見方をすれば、いかに原敬が優れた人物であるか分かるだろう。実際に彼は良くも悪くも強烈な人間であった。


党をまとめるカリスマ性、政敵山県有朋にも気に入られるほどのコミュニケーション能力、手段を選ばずに党を選挙で勝たせる強引さ。これらを駆使して彼は頂点まで上り詰めた。


しかし、平民宰相と呼ばれた彼だが、政策は他の首相とあまり変わらないものだった。

自分たちに寄り添ってくれると期待していた平民たちは、他の首相と代わり映えしない原の政策に失望した。


さらに、自身の与党である立憲政友会を勝たせるために、選挙区に鉄道を敷いたり、道路を建設するといった政治の私物化を行った。

これによって、立憲政友会は非常に選挙に強かったが、慢心した議員たちから汚職が次々と発生し、国民の怒りを買った。


最終的に、平民宰相にもかかわらず、普通選挙法に反対したことが決定打となり暗殺された。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ