今回の事件の特異性
さて、今回の安倍晋三氏銃撃事件の山上容疑者は「宗教団体のメンバーを狙おうとしたが、難しいと思い、安倍元総理を狙った」と動機が報じられている。(7月10日現在)
山上容疑者は「自分の母親が統一教会の信者で、安倍晋三が統一教会と親しいと知って狙った」と供述している。山上容疑者の母親がかつて統一教会の信者であり、大量の寄付をしていたこと、おそらくはそれが理由で2002年8月21日に破産宣告を受けていることが明らかになっており、家族が崩壊したことへの何らかの恨みを統一教会と安倍氏にぶつけた可能性がある (引用 現代ビジネス)
その上で、「政治的信条による犯行ではない」と言われているが、これは非常に珍しい事件だと言える。
今まで見てきた通り、これまでの殺害された首相はすべて政治的要因が原因のものであった。自身の政策の反発という形で銃口を向けられるケースが多かった。
しかし、今回は犯人のプライベート、しかも宗教がらみの事件であるが、こんな事件は日本で前代未聞であろう。
そんな犯人の動機を聞いていると、「安倍さんじゃなくてよかったじゃん、、、」と思えてならない。元首相で与党自民党の最大派閥の長である安倍晋三氏の死はこれからの政界に非常に大きな影響をもたらすであろう。
犯人に政治的信条がなかったのがせめてもの救いだ。
犯人が左翼だったならば、この国の亀裂は避けられないものになっていた。
とにかく、安倍氏の死でこの国の未来は大きく変わってしまった。
これからの国が少しでも良くなることを願いながら選挙に行ってくる。
以上です。




