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伊藤博文
①伊藤博文(第1、5、7、10代)
1909年10月26日、大韓帝国の民族運動家安重根によって射殺。
初代総理も務めた伊藤博文は朝鮮人によってハルビンで暗殺された。
原因は大日本帝国による朝鮮支配の反発である。
朝鮮人の安重根は着々と朝鮮の支配を進める大日本帝国に反発し、日本の要人である伊藤博文を狙った。安重根は今でも韓国の英雄として切手が発売されている。
ちなみに、伊藤博文のこの暗殺が韓国併合に結びついたという説がある。
韓国併合は山県有朋ら賛成派と伊藤ら反対派が拮抗していたが、伊藤が暗殺されたため併合派が優勢となり韓国併合された。伊藤を暗殺した安重根は逆に最悪の結果を招いた馬鹿な奴だ、という論調である。
しかし、この説は嘘である。
確かに、伊藤は当初韓国併合に反対していたが、少なくとも暗殺される半年前には併合賛成派に傾いている。伊藤が殺されていなくても遅かれ早かれ韓国併合は行われていただろう。




