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異世界だったらハッピーエンドだと思っていたのか?

「ああ〜!何でこうなるんだよ!」俺はこの荒地で1人寂しく叫んでいた。


俺の名前は今田進(いまだすすむ)。19歳。

ひょんな事から異世界に飛んでしまったらしく、俺は、神様から記念すべき異世界転生者10000人目として、あらゆるものを自由に強化、弱化出来る能力と超身体能力を授けられた。元々俺の前にも異世界に飛んでしまう人が沢山いたそうだ。なので神様達は、その人達がその異世界の事故などで死なないよう、その人達に加護を付けたり、その人によって飛ぶ世界を選んだりする、異世界課を作ったという。その中で俺はちょうど10000人目だったので特別な加護をもらったそうなのだ。

そんなこんなで俺は2年前、俺はザウォードという世界に飛んだ。そしてそこからは、俺の人生の色が、灰色から虹色になるような毎日だった。あらゆる難問を得意のチート能力でサクッと解決し、可愛い女の子達をパーティに加え、気付けば俺のパーティは男1人、女7人とかいう

いわゆる"ハーレム"になっていた。まず最初に仲間になったのがユリア。パーティの回復役でいつも明るく元気だった。

次にサルシャ。彼女はパーティの攻撃魔法役であり、クールだが何処か抜けている性格だった。

3人目はアルマ。ザウォードのデルクス国のお姫様で彼女のコネが無ければ、俺は色々と好き勝手出来なかっただろう

4人目と5人目は双子のナラとネラ。元々は何処かの組織の実験体だったのだが、俺達がチート能力を使って救出し、名前はその時つけた。

6人目は神名アキ。俺と同じく日本から来たらしく、よく話していた。

7人目はデルスタッド。何と元々最高神の神が俺についていきたいといい、無理やりこちらに来たのがデルスタッドだ。そう言えば色々と無茶を言っていたっけ…。

そんな感じで俺達は色々ありながら、遂に俺達は魔王の所まで着き、苦戦しながらも魔王を倒した。そこまでは良かったが、魔王が、「くっそー!貴様ただでさえちーとのうりょくとやらを持っていてめちゃくちゃ強い癖に、あまつさえ女をはべらせてウハウハしよってーー!!もう許せん!貴様に我が生涯最高の呪いをくれてやる!」と魔王は最後の力を使い、俺には「異性に好意を抱かれない」呪いを、ほかのメンバーには「今田進を嫌いになる」呪いを掛けられた。しかもその呪いはご丁寧にも、俺の能力でも消す事は出来ない程強かった。おかげで俺は、あんなに俺の事を好きだったメンバーには全員振られ、そのせいで各種諸々のコネも失った俺は、ハーレムというパラダイスを粉々にされ、この世界で俺の居場所は無くなった。それが昨日の出来事だった。

そして俺は今、ラクティスの町という町の近くの荒地にいる。とりあえず俺はそこで今後の方針を決めるため、時折叫びながらもとぼとぼと歩いていた。転移魔法も使えるが、そんな気分にはなれなかった。町へ着くと魔王が倒されて町はお祭りムードだった。全く、嫌になるよ。そんなこんなで俺は町の小さな、冒険者組合に入っていった

初めまして!今回の小説を投稿させて頂く麻婆春雨です。これからも時にガンガンと、時にじっくりと投稿させて頂きますのて次の話も、読んでいただければ、嬉しいです。

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