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第1章 5 仕切り直しもクソもない

2話投稿どうやらいけた件について。

「……ねぇ、本当に運気上昇させたんすかね? 女神様?

それともわざと? おちょくってるんすか?」


「い、いえ。転生する過程で運気を上昇させるので……。

今は以前と変わらないと思います。

それと、門はわざとではないです。はい。」


「そうなのか。あんたの言動次第で危うく俺の不幸な不幸なグーが飛んでくところだった」


「っ…………」


 おっと、ボケたのにだんまりですか。ちょっとおじさん、悲しいかな。

 ……ん? あ……この目は怯えてる目だ。

 ……まさか本気で殴ると思ってたのか? いやいや、流石の俺でも殴るわけないじゃないか、いやほんと。本当だよ?

 やっちゃえ、バー〇ーカーとか言わないよ?

 そもそもバーサー〇ー使役してないよ?

 てか、本気で怯えられるとちょっと堪えるのですが。


「今度は大丈夫です。……多分」


「だといいんだが」


 プリミエルはさっきと同様指をパチン! と鳴らす。指鳴らすの上手いなぁと関心しつつまたあのやたら眩しい門の出現を見守る。


「……これが本物です。さぁ、これから貴方様の新たな人生が始まります! 転移ではなく、転生なので赤子から人生をやり直す形となりますが、多分貴方様なら大丈夫でしょう。きっといい人生を歩めると思います。頑張ってください!」


「これが本物か。よし、じゃあ赤ん坊からがんばるか。不幸でなければどうとでもなるだろ!

あ、ついでに気になってたんだが、あんたボケて笑いとることに味占めて少し調子のって連発してたろ」


「……してません。」


「してたじゃねぇか」


「してません。私はノリがいいとかそういうの気にしないので。気に、しないので」


「まだ引きずってたのか」


 何故か気にしないのでと2回言ったプリミエル。意外と女神はメンタルが弱いらしい。また会う機会があれば気を付けておこう。


「んじゃ、行ってくるわ!」


「いってらー」


「軽っ! おい、女神。さっきの威厳どうしたんだよ!」


「ノリとか、気にしないので」



 …………かなり傷ついていたらしい。

 まぁ、いいか。誰かが癒してあげるだろう。……多分。

 よし、じゃあ行くか!

 俺は勢いよく門を潜ろうと……




 …………して盛大にコケた。

 コケた勢いそのまま門に突っ込んだ。

 もう嫌。この世界。


はわわ…

ブックマークしてくださってる方がががが…

ありがたや…ありがたや…<(_ _)>

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